旧ソ連の対独戦勝記念日の9日、モスクワの赤の広場に姿を現していたロシアのプーチン大統領(左)とショイグ国防相=AP旧ソ連の対独戦勝記念日の9日、モスクワの赤の広場に姿を現していたロシアのプーチン大統領(左)とショイグ国防相=AP タス通信によると、通算5期目の任期に入ったロシアのプーチン大統領は12日、内閣改造で、セルゲイ・ショイグ国防相を交代させる方針を示した。後任にはアンドレイ・ベロウソフ第1副首相を充てる。ショイグ氏は先月、側近が収賄容疑で逮捕されていた。国防相の交代は、3年目を迎えるウクライナ侵略にも影響を及ぼしそうだ。

 ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記が退任し、ショイグ氏は、その後任に就く見通しだという。 ショイグ氏は2012年から国防相を務めてきた。露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏と対立し、一時、影響力低下が指摘されたが、ワグネル解体を経て、政権内で再び立場を強めていた。 だが、先月、側近の1人であるティムール・イワノフ国防次官が収賄の疑いで逮捕された。国防省の業務に関する契約で不正な利益を得た疑いが持たれている。ショイグ氏の退任には、側近の汚職スキャンダルが影響した可能性がある。ショイグ氏の後任として国防相に就くベロウソフ第1副首相(2023年11月)=APショイグ氏の後任として国防相に就くベロウソフ第1副首相(2023年11月)=AP 新たに国防相に就くベロウソフ氏は、2020年から副首相の筆頭である第1副首相を務めてきた。プーチン氏の側近で、経済の専門家として知られる。プーチン政権が取り組む経済の立て直しや国民生活の向上などを担ってきた。

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