巨人4―3ヤクルト(セ・リーグ=11日)――巨人が4連勝で首位浮上。二回、岡本和のソロで追いつき、四回に岡本和の2ラン、小林の適時二塁打で勝ち越した。菅野は無傷の4勝目。ヤクルトは2連敗。 ◇
4回1死1塁、岡本和が勝ち越し2ランを放つ 神宮球場のバックスクリーンに掲げられた旗が、左翼方向にはためいていた。強風を味方につけたのは、巨人の岡本和だ。7試合ぶりの一発を今季初の2打席連続で放った。チームを首位に導き、曇っていた表情がようやく晴れた。
1点を追う二回。先頭で打席に入ると、2ボールから「何とか塁に出ることを心掛けた」とコンパクトに振り抜きライナーで左中間席へ。同点の四回一死一塁では早々と追い込まれたが、「次につなぐ」という意識から左中間への勝ち越し2ランにつなげた。 いずれも、目いっぱいに腕を伸ばして外角球を捉えた当たり。決して十分な体勢ではなかったが、力みのないスイングから生まれた2発に阿部監督は「(体勢を)崩されてもああやって飛ぶんだから。いいきっかけになってくれれば」と期待した。 好調だった開幕直後から一転し、4月中旬頃からバットが湿った。不振の要因は無意識の力み。それを自覚し、矢野打撃コーチと緩い球を遊び感覚で打つ練習に取り組むなど、状態を上げようと必死だった。 主将、4番として責任を感じていたのだろう。13試合連続3得点以下の球団ワーストを記録した4月下旬には、好機での凡退にバットをたたきつけて悔しがる姿も目立った。「何とかしないといけない」。その一心だった。 「迷惑をかけないように早く打ちたいと思っていた。ここから打てるように、また頑張ります」と岡本和。これで本塁打を放った試合は6戦全勝。大黒柱が復調すれば、チームは自然と勢いに乗る。(財津翔)
![[プロ野球] 「無意識の力み」で不振、必死で状態上げる努力重ねた巨人・岡本和が今季初の2打席連続弾 [プロ野球] 「無意識の力み」で不振、必死で状態上げる努力重ねた巨人・岡本和が今季初の2打席連続弾](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/05/1715461936_20240511-OYT1I50153-1-1024x576.jpg)