保護者向けの「たびスタ」の資料。ホームページからダウンロードできる 大分県別府市は、家族旅行などで小中学生が平日に休暇を取得できる「たびスタ」制度について、今年度から年間取得日数の上限を1日増やして4日とし、市内で過ごす場合も認めるよう拡充した。昨年9月の導入から約7か月間で延べ1000人超が利用。アンケートで多かった日数延長の希望に応えた。(池田圭太)
同市では、全国平均に比べて宿泊や飲食サービス業といった土日や祝日に働く人の割合が多い。このため、市内の小中学生が家族で出かけやすくする目的で、市と市教育委員会が昨年9月に制度を始めた。市立小中学校の児童・生徒が対象で、制度を利用すれば欠席扱いにしない。 市によると、制度開始から今年3月までに利用した児童・生徒は延べ1058人。内訳は小学生が同828人、中学生が同230人だった。 市は2~3月、市立小中学校の保護者を対象にアンケートを実施。1461人から回答があり、制度を利用した304人のうち97%が「よかった」と回答し、全体の8割に当たる1166人が継続に賛成した。利用日数に関する質問では、全体の45%が「増やしてもよい」と答えた。 また、市内で休暇を過ごす場合でも認めてほしいという要望もあった。 こうした意見を踏まえ、制度の拡充を決めた。利用申請も、取得日の前日まで受け付けることにした。 一方、アンケートでは学習の遅れを不安視する声も寄せられた。長野恭紘市長は4月下旬の定例記者会見で「保護者や子どもたちの不安や、心に引っかかっている部分をどうクリアしていくかは一つの課題だ」と述べた。
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