アームストロング砲のレプリカ(中央)のお祓いを受ける県工業連合会の関係者らアームストロング砲のレプリカ(中央)のお祓いを受ける県工業連合会の関係者ら 佐賀市松原の佐嘉神社境内に展示されていた佐賀藩のアームストロング砲のレプリカが約35年ぶりに補修され、元の場所に再設置された。

 アームストロング砲は幕末に佐賀藩が導入した西洋式大砲で、
戊辰(ぼしん)
戦争でも使われたとされる。レプリカは砲身の長さ1・85メートル、重さ約800キロで車輪の直径は1・3メートル。県機械金属工業会連合会(現・県工業連合会)が復元し、1989年に奉納した。
 長年の風雨で砲身がさびるなどしたため、県工業連合会が、3月下旬から約1か月半かけて塗装し直すなどして補修した。
 同連合会の吉村正会長(75)らが2日、神社を訪れ、レプリカのお
祓(はら)
いを受けた後、境内西側の回廊の一角に据え付けた。
 吉村会長は「佐賀藩の科学技術は全国でも秀でていた。きれいな形でまた復元できてうれしい」と語った。同神社の佐野安正宮司(57)は「9年後には(佐嘉神社の)創建100年の節目を控え、新しくしてもらってありがたい。多くの人に見てもらえれば」と話していた。

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