團伊玖磨の生誕100年を記念して開かれたコンサート(4日午後、東京都千代田区で)=和田康司撮影 戦後を代表する作曲家、團伊玖磨(1924~2001年)の生誕100年を記念したコンサートが4日、東京都千代田区の紀尾井ホールで開かれた。演奏は読売日本交響楽団。團を巡っては、自筆譜など未公開資料が確認されたばかりで、今回はその楽譜を使用した演奏も披露された。
東洋の神秘的な美しさを取り入れた「交響曲第2番」(1956年)は、今回見つかった、團が88年に改訂したパート譜を基に演奏された。ほかに「祝典行進曲」や「ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジア第1番」「混声合唱組曲『筑後川』」などが披露された。 團と親交があった小林武史さん(93)はバイオリンのソリストとして参加。演奏後「團さんとの思い出の曲を次の世代の演奏家にも弾いてほしいと思っていた。節目の年に演奏できてよかった」と語った。 團の資料は、楽譜の出版などを手がける埼玉県飯能市の「風の音ミュージックパブリッシング」に寄託、寄贈され、同社代表の鎌田隆志さん(44)や音楽評論家の西耕一さん(47)らが調査やデジタルアーカイブ化を進めている。今秋にも同市内に設ける施設などで閲覧できるようにする。
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