ヤクルト9―0巨人(セ・リーグ=29日)――試合後、報道陣に囲まれた巨人の阿部監督は、大型連休中に足を運んだ4万人を超えるファンにわびた。「今日しか見に来られない人もいるかもしれない。ぶざまな試合だったので、申し訳ない」。今季最多失点で、11試合ぶりの零封負けを喫し、連勝が止まった。
1回1死1、3塁、村上(手前)に先制適時打を許したグリフィン 最大の誤算は、先発グリフィンだった。初回に一死から3連打で先制されると、二死後には下位の長岡、中村に連続適時打を浴び、いきなりの4失点。その後も立て直せず、三回に山田に浮いた変化球を左越え2ランとされるなど、四回まで毎回失点を重ねた。
4月6日のDeNA戦で腹筋に痛みを感じ、四回で降板した。「無理をしても、誰のためにもならない」と長期離脱を避けるため、自ら交代を申し出た。ファームでの調整と実戦登板を経て、「体調は問題ない」として戦列に復帰したが、被安打11で8失点はともに来日2年目でワースト。指揮官は「見切り発車させてしまったかなと、僕が反省した」と語った。 序盤で大差をつけられれば、攻撃に勢いが生まれないのも無理はない。ただ、寂しかったのは、その内容だ。9イニングのうち、10球以内での三者凡退が5度。初対戦のヤフーレに94球で完封を許し、岡本和は「いつもピッチャーに助けてもらっているので何とかしたかった」と悔しがった。 阿部監督は「あしたは、選手がどれだけ『切り替え力』を持っているか、という勝負だと思う」と奮起を期待する。完敗を引きずらず、いかに目の前の一勝をつかむか。長いシーズンを戦い抜く上で、重要になってくる。(財津翔)
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