ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は28日、ロシア軍との戦闘について「状況が激化している。いくつかの戦線では、敵が戦術的な成功を収めている」とSNSで説明し、戦況が厳しさを増しているとの認識を示した。ロシアとウクライナの戦闘の過程で破壊された建物(3月16日、ウクライナ東部ドネツク州のアウディーイウカで)=ロイターロシアとウクライナの戦闘の過程で破壊された建物(3月16日、ウクライナ東部ドネツク州のアウディーイウカで)=ロイター 東部ドネツク州のアウディーイウカ北西では、ウクライナ軍が最近、三つの村を放棄して防衛線を後退させた。被害が出た部隊と後方の部隊を入れ替えるという。米政策研究機関「戦争研究所」は28日、「追加の部隊が到着すれば、戦線は安定化する」と指摘し、戦況が大きく動く可能性は低いとの分析を発表した。

 シルスキー氏によると、ここ1週間ほど、各戦線で激しい戦闘が続いている。東部ハルキウ州では、露軍が部隊を再編成する動きが見られ、ウクライナ軍も守りを固めているという。露軍は、支援を再開した米国の武器が前線に配備される前に攻勢を強めているとみられる。

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