様々な理由で義務教育を十分に受けられなかった人たちだけでなく、学齢期の不登校生徒も受け入れる福岡県大牟田市の夜間中学「宅峰中ほしぞら分校」の開校、入学式が27日、同校で開かれた。
開校式であいさつする谷本教育長 市教育委員会によると、開校に向けて昨年12月に夜間中学設置の条例を一部改正し、今年2月に文部科学省から「学びの多様化学校(不登校特例校から改称)」の指定を受けた。同様の夜間中学は2022年に香川県三豊市で開設されている。
この日の式には、今年度入学する12人(15歳~80歳代)のうち、10人が出席。開校式で谷本理佐教育長が「誇り高い学校にしてほしい」と話し、入学式では、新入生代表(47)が「学び直しが出来るのはうれしく、すてきなことです」とあいさつした。 新入生代表は、転校を繰り返す家庭環境の影響で小学校高学年の頃から不登校が断続的に続き、「教育を十分に受けてこなかった」と悩んでいたという。「旅行が好きなので地理をしっかり勉強したい」と意気込んでいた。 初年度は2クラスを設け、校長、教諭ら14人で対応する。学齢期の不登校生徒については今後、生徒の状態を見ながら受け入れていく方針。
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