全国高校サッカー選手権新潟県大会決勝 帝京長岡 6―0 北越 ( 2026年11月8日 デンカビッグスワンスタジアム )

2年連続12度目の優勝を果たした帝京長岡イレブン
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第105回全国高校サッカー選手権・新潟県大会の決勝が8日、デンカビッグスワンスタジアムで行われ、帝京長岡が北越に6―0で圧勝し、2年連続12度目の全国大会出場を決めた。
GKからビルドアップする北越に対し、高い強度のフルコートマンツーマンを仕掛けた戦術がはまった。前半16分に相手ゴール前でパスを引っかけ、U―17日本代表歴があるFW児山雅稀(2年)が先制点を決めると、そこからゴールラッシュ。前半は相手に1本もシュートを許さずに4点を奪い、後半も2点を追加した。
主力の離脱を乗り越えた。5月にU―16日本代表候補だった正守護神の仲七璃、MF松田隼輝、9月にはU―17日本高校選抜だったDF吉田龍悟の3年生が、いずれもプレミアリーグの試合中に、今季中の復帰が絶望的な膝のケガを負った。GK、ボランチ、センターバックの主力が抜け、守備で安定を欠いた時期もあった。
それでも分厚い選手層でカバーした。ボランチのMF霧生海伊(3年)は「サッカーができないことが一番苦しい。チームとして彼らの思いを背負い、みんなでやろうとなった」と言い、下級生を中心に激しい競争が生まれて新戦力が台頭。決勝は先発、途中出場を合わせて1、2年生が計10人出場。3バックの中央に入り、相手エースを封じたDF伊藤隼(2年)は「自分は龍悟みたいなプレーはできないが、武器のスピードを出せて勝てて良かった。この舞台で自信を持ってプレーして、ちょっとずつつかんできた」と充実感を漂わせた。
昨年は全国ベスト8。悲願の日本一へ、古沢徹監督は「県大会登録の25人が(全国大会が開幕する)1カ月半後にメンバーに入れる保証はない」と言い、まだまだ競争は続く。新戦力の成長をさらに促し、全国で緑の旋風を巻き起こす。
(西巻 賢介)
