11月5日は「津波防災の日」です。

冬に津波が起きた場合、北海道内では大きな被害が想定されています。

こうした中、ホームセンターでは防災グッズの売れ行きが伸びるなど、「備えへの意識」が急激に高まっているようです。

(訓練)「大地震です。これは訓練放送です」

釧路市役所では、緊急地震速報が市民に迅速に伝達されるかを確認する訓練が行われました。

釧路市では冬に千島海溝沖の巨大地震が起きた場合、津波による死者数は最大8万4000人にのぼり、人口の半数を超えると想定されています。

(釧路市防災危機管理課 島田勇気さん)「釧路市は津波警報を経験しているマチでもありますので、『津波防災の日』というのを契機に、津波からの避難という意識を持ってもらいたい」

大規模災害への備えが急務となる中、11月、災害対応の司令塔となる「防災庁」が発足しました。

防災に向けた事前の取り組みや、災害が起きたときの対応、復旧・復興までを管轄する司令塔の役割を担います。

防災庁は早速、国民に緊急要請を行いました。

家具の固定や水・食料の備蓄、ハザードマップの確認など、5つの備えを呼びかけています。

災害への不安や備えについてマチの声は…

(釧路市民)「お年寄りが1人ずつ暮らしていることが多いんですよね。災害があったとき、大きな体育館とか寺に集まったときに援助をちゃんとしてほしい」

(釧路市民)「水とかトイレとかカップラーメンとか、そういうものは備えている。(備蓄の)準備は少しずつしているが、もう少し買っておいたほうがいいかなと思った」

札幌市内のホームセンターではある異変が起きていました。

(山岡記者)「ホームセンターの防災グッズコーナーですが、あるはずの商品がなく、空の棚が目立ちます」

緊急要請が出された後、防災グッズや保存食が急激に売れているといいます。

(ジョイフルエーケー屯田店 広地和弘さん)「災害がない中で4~5倍の売れ行きなのは異常な売れ方」

さらに、厳しい寒さへの備えも欠かせません。

(ジョイフルエーケー屯田店 広地和弘さん)「こちらはカセットガスを使う、コンロとストーブが一台二役となった、優れものの商品になります」

カセットコンロとして調理できるだけでなく、暖をとる際にはストーブになります。

さらに、こちらの断熱シートは軽くて薄いため持ち運びしやすく、避難所での防寒対策にも役立つ商品です。

冬の防災対策について専門家は…

(北海道大学 高橋浩晃教授)「寒さをしのげるような備蓄が、冬に向けては大事になってくる。自分自身で身を守ることが大切になってくるので、日ごろから個人や家庭での備えを着実に進めることが大事」

もし冬に津波が起きたらー

その「万が一」を意識し、備えることが命を守ることにつながります。

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