デベロッパーのWube Softwareは10月23日、『Factorio』に向けてバージョン2.1となる大型アップデートの安定版を配信した。本作の大規模アップデートは2.1が最後となり、アクティブなゲーム開発は終了するそうだ。

『Factorio』は、とある惑星を舞台にするシミュレーションゲームだ。入手した資源をもとに技術開発をおこない、資源の収集や運搬、製品の生産などを自動化。巨大な産業プラントを構築していく。本作は2016年に早期アクセス配信が開始され、2020年8月に正式リリース。2022年10月にはNintendo Switch版も配信された。また2024年10月には大型拡張DLC「Space Age」も、PC向けに登場している。

そんな本作に向けて10月23日、バージョン2.1となる大型アップデートが配信された。今年の6月より実験版としてテスト配信されていたものが、安定版としてリリースされたかたちだ。同アップデートは追加要素を導入するものではなく、既存の要素を使いやすくブラッシュアップすることに焦点を当てたとのこと。なおバージョン2.0のセーブデータは最新版でもロード可能だが、仕様変更の影響により既存の工場が機能しなくなる可能性はあるとのこと。

バージョン2.1では、新たに複数の施設が反転配置に対応。油井や燃料式掘削機、インサータなどを反転させることができるようになった。資源の入出力の位置を調整できるため、生産ラインの構築がより快適になったかたちだ。また回路ネットワークも入力と出力を異なる色の配線を割り当てることができるようになり、ボイラーにも接続できるようになるなど、一部仕様が変更されている。

またDLC「Space Age」の追加要素にも調整がおこなわれており、宇宙プラットフォームの使い勝手が向上。ロケットは一度の打ち上げで複数の種類のアイテムを運搬できるようになった。また宇宙プラットフォームの幅が加速度に与える影響が見直され、幅広の宇宙船の有用性が増している。そのほか着陸パッド周辺に設置できるに荷下ろしベイが新たに追加され、インサータが着陸パッドから直接アイテムを取り出せるように。またQuality要素がModとして分離され、オフにして遊べるようになるなど、さまざまな変更がおこなわれている。詳細については公式パッチノートを参照してほしい。

なお開発元は以前より、『Factorio』の大型アップデートは今回のバージョン2.1が最後になるとの方針を伝えていた。以降のアップデートはバグ修正などのサポートのみとなり、アクティブな開発は終了するそうだ。開発チームは現在の『Factorio』のデザインに満足しており、不足していると感じるところがほとんどなくなったためだという。とはいえゲーム開発への情熱がなくなったわけではなく、現在は2つのゲームのプロトタイプ開発に取り組んでいるところとのこと。Wube Softwareの新作についても期待される。

『Factorio』は、PC(Steam/GOG.com/公式サイト)/Nintendo Switch向けに配信中。

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