第28回「明日萌の里フォトコンテスト」に多数ご応募いただき、ありがとうございました。
厳正な審査を行い、応募総数158点の中から最優秀賞1点、優秀賞2点、ありがとう留萌本線部門優秀賞1点、入選5点、ありがとう留萌本線部門入選2点、奨励賞10点の計21点が選出されました。
審査は、横山 茂氏(沼田町長)、吉住淳男氏(沼田町観光協会会長)、若林祐治氏(沼田写真クラブ代表)、菊地晴夫(自然写真家)の4名が担当しましたが、以下を審査員講評といたします。
今回も沼田町の四季折々の風景や、夜高あんどん祭りの熱気を捉えた作品など、さまざまな力作を拝見することができました。一方で、昨年に比べて応募作品がやや減少したことは、残念に感じています。近年はスマートフォンでも気軽に写真が撮れる時代となりましたが、プリントでの応募という点が、多少敷居を高くしているのかもしれません。
しかし、自分の撮影した写真を一枚のプリント作品として仕上げることは、写真表現において大変重要なことだと思っています。パソコンやスマートフォンの画面で見る写真と、実際にプリントして見る写真とでは、受ける印象が違うことも少なくありません。
デジタル写真が主流となった現在では、明るさや色調、コントラストなどを適切に調整することも、作品づくりの大切な工程となっています。そして、プリントに仕上げることで、そうした調整の良し悪しや、自分の写真に足りないものが見えてくることもあります。
写真は撮影した時点で完成するのではなく、最終的にどのような作品として見せるかまで考えることで、さらに表現の幅が広がっていくものだと思います。
今後も沼田町ならではの魅力を、それぞれの自由な視点で捉えていただきたいと思います。そして、より多くの皆さんが気軽に挑戦し、自分の写真をプリント作品として仕上げる楽しさを味わっていただけることを期待しています。
最後になりますが、28回という永きに渡って開催を重ねられている主催者と関係者の皆様のご努力に敬意を表しますと共に、改めまして受賞者の皆様に心よりお祝い申し上げます。
2026年10月24日
「明日萌の里フォトコンテスト」審査員代表
写真家 菊地 晴夫
