2026/10/08
奈良県、中央卸売市場再整備推進事業 400億超で大和ハウス代表の共同企業体
奈良県は、奈良県中央卸売市場再整備推進事業(市場エリア整備事業)で総合評価一般競争入札(WTO対象)を行い、400億8400万円(税込)でShinsen Market NARAプロジェクト共同企業体(代表企業=大和ハウス工業、構成企業=久米設計、福本設計、ウエスコ、村本建設、矢作建設工業)に決定した。予定価格400億8534万2千円(税込)。10月に基本協定、仮契約の締結、12月に事業契約に係る議会の議決後に契約を締結する予定。
提案内容は新管理関連棟3階建延1万7411・38㎡(建築面積8428・70㎡)、新市場棟(新青果棟・新水産棟)平家建3万0747・44㎡(建築面積3万0942・43㎡)、新廃棄物集積所平家建1016・40㎡(建築面積951・80㎡)。
事業用地(約19・3ha)は現市場敷地(約15・5ha)と北側用地(約3・8ha)。再整備後のゾーニングは市場エリア(約12・6ha)、賑わいエリア(約6・4ha)、調整池(約0・3ha)に区分する。市場エリアは再整備期間中の市場運営への影響を最小化できる現敷地西側にエリアとする。施設は市場棟機能(青果卸売場、青果仲卸個別店舗、水産卸売場、水産仲卸個別店舗、青果共同加工場、水産加工場等)、関連商品売場棟機能(関連商品売場等)、管理事務所機能(管理事務所等)、食品衛生検査所機能(食品衛生検査所等)、特高受変電室機能(特高受変電室等)、廃棄物集積所機能(廃棄物集積所等)、その他(守衛所、駐輪場等)。
内容は統括管理、設計、工事監理、施工、解体、移転、備品調達、その他業務。12月から設計施工、31年度の新市場の開業、33年度の市場エリアの完成を目指す。
中央卸売市場(大和郡山市筒井町957―1)は77年の開設から49年以上が経過した現在では、施設の老朽化が進んでいる。このため、市場機能の高機能化・効率化を図り、食の流通拠点として、食の安全・安心を確保する「市場エリア」と、市場の機能や立地を活かし、地域の賑わいを創出する「賑わいエリア」について、親和性のある一体的な整備を行うことで、持続可能で「産地や実需者、消費者から選ばれる」市場づくりを目指す。市場エリアと賑わいエリアの親和性のある一体的な整備を念頭に置きながら、先行して市場エリアを整備する。事業者が整備する公共施設を整備した後、施設所有権を県へ移転するBT方式により実施する。