ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.02 13:23
POSCOグループの張仁和(チャン・インファ)会長が、オーストラリアの資源と韓国の技術を組み合わせたサプライチェーンの強化を提案し、「民間資源外交」に乗り出した。
POSCOグループによると、張会長は2日、オーストラリア・アデレードで開かれた第47回「韓国・オーストラリア経済協力委員会」の年次合同会議に韓国側委員長として出席し、両国間の資源サプライチェーンの高度化を提案した。張会長は開会の辞で「重要鉱物は、両国の産業協力における新たな成長軸として、さらに大きな可能性を秘めている」と強調した。さらに、天然ガスのサプライチェーンの安定化と再生可能エネルギー分野での協力を通じてエネルギー・エコシステムを構築し、防衛産業、宇宙、研究開発(R&D)などの分野へパートナーシップを拡大することも提案した。
同日の会議には、オーストラリアのペニー・ウォン外相、ドン・ファレル貿易・観光相、同経済協力委員会のオーストラリア側委員長を務めるマーティン・ファーガソン氏など、両国の政財界関係者約200人が出席した。同委員会は1979年の発足以来、両国の経済協力の中心的な役割を果たしてきた。出席者らは、国交樹立65周年を迎えた今年を飛躍の契機とし、世界のサプライチェーンを取り巻く環境のなかで、同委員会の役割を拡大していくことで一致した。
張会長は会議開催前日の1日にも、オーストラリアのティム・エアーズ産業・イノベーション相やドン・ファレル貿易・観光相らと会談した。この席で張会長は資源協力の重要性を強調し、POSCOグループがオーストラリアで進めている鉄鋼、リチウム、エネルギー事業について、オーストラリア政府の支援と協力を要請した。
POSCOグループは、張会長による今回の提案について、鉄鋼、戦略資源、エネルギーを3本柱とする同グループの「トリプルコア戦略」の一環だと説明した。特にオーストラリアは、同グループが調達する原料の70%を占める中核的なパートナーだ。POSCOグループは1971年に鉄鉱石の長期購入を開始して以来、15億トン以上のオーストラリア産原料を調達するなど、鉄鋼、二次電池、天然ガスの各分野で協力を続けている。
