半世紀余り前に東京・銀座のサロンから始まった長崎県人クラブは、現在個人会員約150名、法人会員18団体の規模に成長している。「100年に一度の変革期」にある長崎に対し、在京ネットワークは何ができるのか。理事長の今泉弘人氏に、クラブのこれまでと今後の構想を聞いた。

今泉 弘人(長崎県人クラブ 理事長)
銀座のサロンから始まった
半世紀の在京ネットワーク
長崎県人クラブは1971年、長崎ゆかりの財界人や経営者が集うサロンとして、東京・銀座にオフィスを構える長崎放送から、同社ビルの一室を提供されたことに端を発する。当時財界で活躍していた実業家で日本精工社長の今里廣記氏らが中心となって会員を募り、1974 年に規約を制定して「⾧崎県人クラブ」が正式に発足した。
「クラブの設立には、TBS会長を務めた故今道潤三氏らが名を連ねました。発足当時は、財界人を中心とする比較的限られた懇親組織でしたが、その後、企業・団体、自治体関係者、学校同窓会、文化人、一般の個人会員へと参加の幅を広げてきました。現在は、⾧崎県出身者に限らず、勤務、居住、事業、文化活動などを通じて⾧崎に関わりを持つ方々が参加する組織となっています」と理事長の今泉弘人氏は語る。
