株式会社 滝の湯ホテル(所在地:山形県天童市、代表取締役:山口 敦史)が運営する山形・天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」は、「人と自然にやさしい宿づくり」をテーマに、自然環境に配慮した旅館運営と、多様なお客様が安心して過ごせる滞在環境の整備に取り組んでいます。

1911年創業の温泉旅館として、山形・天童の自然、食、温泉、伝統、文化を大切にしながら、自家農園での野菜づくり、食品残渣を土へ還す循環の取り組み、素材の味を活かした調理、太陽光発電、温泉熱の再利用、ユニバーサル対応など、日々の旅館運営の中で持続可能な取り組みを重ねてきました。

このたび、当館が長年実践してきた“人と自然にやさしい宿づくり”について、より多くの方に知っていただくため、取り組みの一部をご紹介します。

ほほえみの宿 滝の湯 中庭

「ほほえみの宿 滝の湯」が大切にしているのは、温泉、料理、客室、おもてなしの一つひとつに、自然への感謝と人へのやさしさを込めることです。

山形の豊かな自然の恵みをいただき、その恵みを無駄にせず、地域や未来へつないでいくこと。そして、さまざまなお客様に温泉旅館で過ごす時間を楽しんでいただくこと。

当館では、お客様が安心して快適にお過ごしいただける空間づくりと、自然環境への配慮を両立しながら、日本の伝統文化と現代の快適性を併せ持つ旅館を目指しています。

「お客様に、安心して味わっていただける美味しい野菜をお届けしたい」。

その思いから、滝の湯では自家農園での野菜づくりを長年続けています。現在では約7,000㎡の畑で、農薬を使わず、季節に応じた露地栽培の野菜を育て、ご宿泊のお客様の夕食や朝食で提供しています。

旅館で味わう料理は、単に食材を調理するだけではなく、その土地の季節や風土を感じていただく大切な体験です。自家農園で育てた旬の野菜を通じて、山形・天童ならではの味わいをお届けしています。

自家農園で収穫した野菜自家農園の収穫風景

滝の湯の取り組みは、野菜を育て、料理として提供するだけでは終わりません。調理場から出る生ごみや食品残渣は、自家農園にあるコンポストで分解し、畑の肥料として活用しています。

宿の中で生まれたものを再び土へ還し、次の食へつなげていく。そうした循環型の取り組みを大切にしています。

また、竹箸や農園内に自生する竹は、炭焼き釜で焼き、竹炭や竹酢液として畑の土壌改良や防虫に使用しています。ごみの分別にも取り組み、「分ければ資源、混ぜればごみ」という考え方のもと、回収業者と連携しながら資源化を進めています。

滝の湯では、自家農園で育てた野菜をはじめ、食材そのものの持ち味を大切にした調理に取り組んでいます。

一品一品に心を込め、丁寧に仕上げること。素材の味を活かしながら、化学調味料の使用を控え、天然由来の調味料を用いたやさしい味づくりを心がけること。そうした姿勢を、20年以上にわたり大切にしてきました。

取り組みを始めた当初は、味の物足りなさを感じることもありましたが、試行錯誤を重ねながら、素材の旨みや出汁の引き出し方を磨いてきました。現在では、多くのお客様にお喜びいただける、心と体にやさしい料理を目指して日々提供しています。

温泉旅館である滝の湯にとって、自然の恵みである温泉は大切な資源です。当館では、使用後の廃湯の熱を、ロビーの床暖房や玄関の融雪に再利用しています。

雪の多い山形において、温泉熱を館内設備に活かすことは、地域の気候に寄り添ったエネルギー活用でもあります。

また、2013年6月からは、天童で生産された216枚の太陽光パネルを使用し、年間約55,000kWhの太陽光発電を行っています。発電した電気は基本的に売電していますが、災害などの非常時には、お客様や地域の皆様への無償供給を想定しています。

滝の湯では、農園の取り組みを野菜だけでなく、ぶどうづくりにも広げています。

1996年には、休止しようとしていた約7,000㎡のぶどう畑を知人の農家から引き継ぎ、生食用とワイン醸造用のデラウェア種の栽培を開始しました。

このぶどうから生まれたオリジナルワイン「陽だまり」は、軽くフルーティな飲み口の白ワインとして提供しています。ぶどう畑も自家農園と同様に土壌づくりから始め、現在はシャルドネ種やカベルネ・ソーヴィニヨン種の育成も進めています。

ほほえみの宿滝の湯 オリジナルワイン「陽だまり」

滝の湯では、お客様に安心して温泉をお楽しみいただくため、浴槽水の衛生管理にも取り組んでいます。

循環式浴槽では、レジオネラ属菌などを防ぐため、塩素系薬剤による消毒をはじめとした適切な衛生管理が求められています。

当館では、衛生基準を満たす管理を行いながら、温泉本来のお湯の力を大切にしながら、肌への刺激感や自然環境への影響にも配慮し、銀イオンを併用した衛生システムを導入しています。塩素臭の不快感や肌への刺激感を抑え、天童の温泉本来のやわらかなお湯を感じていただける環境づくりを大切にしています。

また、大浴場にご用意しているシャンプー、リンス、ボディソープには、合成界面活性剤を使用せず、ひまわり油を主原料としたソープ類を設置、自然に還る素材を採用しています。温泉を楽しむ時間が、お客様の肌にも自然環境にもやさしいひとときとなるよう、浴場で使用する備品にも配慮しています。

これからも、安心してご入浴いただける衛生管理と、温泉本来の持つ力をお感じいただくための取り組みを両立してまいります。

天童温泉 美人の湯 花笠大浴場

滝の湯が大切にしている“やさしさ”は、自然環境への配慮だけではありません。障がいのあるお客様、ご高齢のお客様、海外からのお客様など、さまざまなお客様に安心しておくつろぎいただき、温泉旅館の伝統や文化を楽しんでいただけるよう、ユニバーサル対応にも取り組んでいます。

なかでも本館5階のプレミアムスイート551は、約96㎡のゆとりある空間を備えた特別室です。段差を抑えた室内動線や、広々としたバゲージスペース、移動しやすさに配慮した間取りにより、車いすをご利用のお客様や段差が心配なお客様にも、快適にお過ごしいただけるよう設計されています。

ベッドルームから浴室へはスロープでつながり、移動のしやすさにも配慮。客室からは、天童のシンボルである舞鶴山を望むことができ、ご夫婦やご家族、大切な方とのご滞在にもおすすめです。

また、プレミアムスイート556をはじめ、一部客室においても段差を抑えた仕様や、ゆとりある空間づくりに取り組んでいます。食事処「木もれ日」では、車いすでのご利用にも対応しており、館内のパブリックスペースにおいても、段差に配慮した環境づくりを進めています。

フロント・ロビーでは、筆談、翻訳機による多言語対応、車いすの貸出しに対応。大浴場には、浴槽手すり、洗い場用介助椅子、子ども用入浴補助具などを用意しています。さらに、貸切風呂「湯庵」はオールフラット仕様で、車いす用シャワー、車いす対応トイレを備えています。貸切風呂「こま」では、オストメイト対応設備を設置しています。

プレミアムスイート551号室貸切風呂「湯庵 こま」

旅館での食事を安心して楽しんでいただくため、滝の湯では食物アレルギーへの対応にも取り組んでいます。

設備、調理器具、食材の保管方法などの都合上、アレルゲンの完全除去は難しいものの、可能な範囲で別の食材を用いた料理を提供しています。

食物アレルギーをお持ちのお客様には、予約時・来館前にご相談いただくことで、事前に食材等を確認し、お食事を楽しんでいただけるよう対応しています。

■代表コメント 

山形の自然の恵みと、温泉旅館として受け継いできたおもてなしの文化を、次の世代へつないでいきたいと考えています。

自家農園で育てた野菜やぶどうを料理やワインとしてお届けすること、食品残渣を再び土へ還すこと、温泉の熱を無駄にせず活用すること、そしてどなたにも安心してお過ごしいただける環境を整えること。

一つひとつは日々の小さな取り組みかもしれませんが、その積み重ねが「人と自然にやさしい宿」につながると信じています。これからも山形・天童の地で、心地よい寛ぎとほほえみの時間をお届けしてまいります。

株式会社 滝の湯ホテル
代表取締役 山口 敦史

■山形・天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」について

山形・天童温泉「ほほえみの宿 滝の湯」は、山形県天童市にある1911年創業の温泉旅館です。温泉、料理、客室、おもてなしを通じて、山形の自然、食、伝統、文化を感じていただける滞在を提供しています。

当館が大切にしている「人と自然にやさしい宿づくり」は、自然環境への配慮だけではありません。山形の自然の恵みをいただき、無駄にせず、料理や温泉、客室、おもてなしを通じて、お客様一人ひとりが安心して過ごせる滞在へつなげていくことです。

また、株式会社滝の湯ホテルグループでは、天童と歌川広重の関わりを伝える「広重美術館」の運営にも携わっています。初代から五代広重を中心とした浮世絵を収蔵し、作品の保存・展示、企画展、調査研究、教育普及活動などを通じて、地域に根ざした文化の継承にも取り組んでいます。

これからも、山形・天童の自然、食、温泉、伝統、文化を大切にしながら、地域とともに歩む温泉旅館として、訪れるお客様の心に残る滞在をお届けしてまいります。

■ 会社概要

会社名:株式会社 滝の湯ホテル
屋   号:ほほえみの宿 滝の湯
所在地:〒994-0025 山形県天童市鎌田本町1-1-30
代表者:代表取締役 山口 敦史
公式サイト:https://www.takinoyu.com/

■ お問い合わせ

山形・天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯
TEL:023-654-2211(受付時間 9:00〜19:00)
お問い合わせ:webmaster@takinoyu.com

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