起業家が起業家を生み育てる環境を京都で実現する
「Kyoto Innovation Base(KIB)」
(ファウンダー:バリューマネジメント株式会社 代表取締役 他力野淳 氏)は、この9月より第6期目の活動をスタートします。
本リリースでは、KIBの環境を活用して自らの限界を突破し、事業を飛躍的に成長させた、
第1期生・株式会社ミミノテックス 代表取締役
耳野由基 氏
の軌跡を通じて、KIBが提供する「リアルな成長環境」の価値をお伝えします。
株式会社ミミノテックス 代表取締役 耳野由基 氏
株式会社ミミノテックスの耳野由基氏は、KIB入会前、売上3,000万円〜4,000万円規模の事業を営んでいました。利益はしっかり残り、経営自体は安定していたものの、すべての業務を一人で回し、外部委託を活用するスタイルに限界を感じていました。
当時の耳野氏は「安全・リスクヘッジ」を最優先とし、売上拡大への関心は薄い状態でした。しかし、ある時最大の取引先からの受注を失うという危機に直面します。「毎日吐き気がするほどしんどかった」と振り返る窮地のなか、耳野氏はKIBの環境に飛び込む決断をしました。
KIBのプログラムの核となるのは、すでに一定の成功を収めた先輩起業家たちによる「月例会」や少人数グループで話をする「フォーラム」です。そこで耳野氏が直面したのは、雲の上の存在だと思っていた起業家たちが語る、他では決して聞けない「生々しい失敗談」でした。
「すごい人たちの失敗談を聞くことで、『この人たちがやっていることなら、自分にもできるかもしれない』と、良い意味で錯覚させてもらった。それが最大のパラダイムシフトだった」(耳野氏)
KIBでの対話を通じて、耳野氏は「会社は社長の器以上に大きくならない」という現実を突きつけられます。そして、すべての結果を自分の責任と捉える「自責思考」を身につけることで、経営者としての視座を大きく引き上げていきました。
視座が上がった耳野氏のもとに、あるM&Aの話が舞い込みます。それは、自社の10倍以上の規模を持ちながら、債務超過を抱える企業の買収という、極めてリスクの高い案件でした。
「以前の自分なら絶対に断っていた。しかし、KIBで視座が上がり、リスクではなく『チャンス』だと捉えることができた。KIBはM&Aのきっかけそのものではないが、M&Aを受け止める『器』を作ってくれた場所だった」(耳野氏)
耳野氏はこのM&Aを決断。KIBで学んだ知識を総動員して事業再生を成功させ、銀行からの強固な信頼も獲得しました。その後も事業は成長を続け、入会時の売上3,000万円から、1億、2億、7億と推移し、現在ではオーナー企業グループ全体で30億円規模にまで拡大しています。さらに現在では、将来的にグループやパートナー連携を通じて3,000億円規模となる事業構想を描くまでに至っています。
その構想の軸の一つとして推進しているのが、京都府亀岡市と包括連携協定を結んで取り組む農業を重心とした新規事業です。オーガニック野菜の生産からレトルト加工までのサプライチェーンを構築し、防災備蓄食とローリングストック、フードロス削減を組み合わせたモデルを確立。子ども食堂の課題解決にもつながるこの仕組みを、他の自治体へ横展開する計画を進めています。
現在、KIBでモデレーターや講師を務める立場となった耳野氏は、これからKIBへの参加を検討する起業家に向けて、次のように語ります。
「どんなに素晴らしい戦略があっても、行動しなければ何も起きない。この記事が目に止まったということは、成長意欲があるということ。入会するという行動、そして気づいたことを変えるという行動を起こしてほしい」(耳野氏)
KIBは、年商1億円未満の起業家が次のステージへと進むための伴走支援を提供し、京都から世界へ挑む企業を生み出すエコシステムの構築を目指しています。
耳野氏を講師として迎えた月例会後の懇親会の様子
正式名称 KYOTO Innovation Base(KIB)
発足 2021年10月
所在地 京都府
活動概要 産学公連携による起業家・後継者向け支援プラットフォーム
プログラム 月例会(現役経営者による経験共有)、フォーラム、ビジネストラッキング、EO月例会参加
対象 京都市内で事業を行なっている(今後行う予定がある)法人の代表者
協力団体 京都銀行、京都商工会議所、一般社団法人 京都知恵産業創造の森、EO Kyoto
加盟 一般社団法人 xIB JAPAN
Web https://kyotoinnovationbase.jp/
【取材・お問い合わせ】 KYOTO Innovation Base(KIB)
担当 青山(090-5644-8190)(kibinfo@kyotoinnovationbase.jp)
