「太秦映画村」(京都市右京区)内にある「史上最恐のお化け屋敷」が、約4年ぶりにリニューアル。「西日本一怖い」と噂される同施設では8月11日より「一条戻橋」をテーマに、初となる「恐怖レベル選択制」を導入する。
■ リニューアルから「恐怖レベル選択制」を導入
1999年にオープンして以来、そのクオリティから多くの参加者を震え上がらせてきた「太秦映画村」のお化け屋敷。
「史上最恐のお化け屋敷~京都奇譚一条戻橋~」の入り口(Lmaga.jp撮影)
4年ぶりとなるリニューアルでは、太秦映画村初となる「恐怖レベル選択制」を導入した。参加者は事前にホラー初心者やファミリー向けコース「甘恐」(初級)、標準コース「中恐」(中級)、”史上最恐”の世界観を存分に味わえる最恐コース「大恐」(上級)の3段階から好きなコースを選択し、事前に渡される「護符」を首から下げて入場する。
「史上最恐のお化け屋敷~京都奇譚一条戻橋~」では入場時に3段階の怖さを選択できる(Lmaga.jp撮影)
入場時に渡される護符(Lmaga.jp撮影)
どうせなら”史上最恐”を体感したい…ということで筆者は「大恐」を選択。選択制システムは、ルートは3コースとも同じなものの、照明の明るさやギミックの強弱、お化けの脅かし方に違いがあるとか。その事前知識はあったにも関わらず、足を踏み入れた瞬間のなんともいえない薄暗さと不気味な照明にまずどきりとする。
「史上最恐のお化け屋敷~京都奇譚一条戻橋~」の様子
古くから「死者が蘇る」や「鬼女が出る」などの伝承が伝わる「一条戻橋」をテーマにしているのだが、舞台である橋や井戸、柳などが本物さながらのクオリティなこともあり、より生々しい怖さがあった。
「史上最恐のお化け屋敷~京都奇譚一条戻橋~」の様子
そして恐る恐る進んでいくうちに、いつのまにか伝承にまつわるのであろう恨めしげな声や音に囲まれていき、思わず走って逃げたくなるような心地に…。また絶妙なタイミングで襲い来るお化けたちや、まさかのギミックは、ホラー好きの筆者でも思わず声を上げてしまうほどだった。
■ リニューアルに伴い「江戸時代の京に迷い込む」をテーマに
担当者によると今回のリニューアルは映画村全体のリニューアルに合わせて実施が決まったそうで、「江戸時代の京に迷い込む」のコンセプトに合わせて有名な「一条戻橋伝説」を題材に選んだとか。
雰囲気たっぷりの井戸
そして以前より本格的な怖さゆえに「入れない」と敬遠する来場者もいたことから、より多くの人が楽しめるべく、約27年の歴史でも初となる選択制システムを導入したという。
なんとも生々しい空気感に震える(Lmaga.jp撮影)
また来場者は入場時にとあるミッションを課せられるのだが、担当者いわく「ミッションは見逃しても大丈夫」とのこと。その説明に筆者は疑問を抱いたのだが、実際に体験してみて理解できた。あまりの怖さにミッションどころではなくなってしまうのだ。このミッションはいわゆる「やり込み要素」のようなもので、生粋のホラー好きやリピーターがより楽しむための仕様なのだという。
やはり恐怖の怖さは人それぞれ。「甘恐」であっても十分に恐ろしいケースもあるそうで、グループで訪れた場合はその感覚を試すのも楽しみ方のひとつだと感じた。
リニューアルした「太秦映画村」の風景(Lmaga.jp撮影)
◇
「史上最恐のお化け屋敷~京都奇譚一条戻橋~」の会場は映画村内の「アトラクション広場」。料金は800円(アトラクションパス対象)、最終受付は17時30分(8月11日~16日は20時30分)。2名以上で参加する場合、怖さレベルは同じものを選択する必要があるのでご注意を。ほか詳細は公式サイトにて。
