JTBC「事件班長」放送画面(c)NEWSIS

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【07月14日 KOREA WAVE】サッカー・ワールドカップ北中米大会を観戦するためメキシコを訪れた30代の韓国人男性が、現地のサッカーファンから人種差別的な暴行を受け、右目に重傷を負った。

JTBC「事件班長」によると、被害者男性は現地時間5日夜、イングランド対メキシコの決勝トーナメント1回戦を観戦するため、繁華街にあるバーを訪れた。

試合序盤には、メキシコ代表のユニホームを着た男性に対し、現地客が「韓国人」と親しげに声をかけ、一緒に酒を飲むなど和やかな雰囲気だったという。

しかし、メキシコがイングランドに2―3で敗れると、店内外の空気は一変した。男性は午前0時ごろ、宿泊先へ戻るため店を出た際、近くの路上で暴れるフーリガンの集団を目撃した。

その場を離れようとしたところ、後頭部を何かで強く殴られた。状況を記録しようとスマートフォンのカメラを起動すると、飛んできたビール瓶が右目を直撃した。

男性は「最初はビール瓶だとも分からなかった。直撃した直後から右目が全く見えなくなった」と説明した。近くにいた現地住民の助けを受け、宿泊先へ避難したという。

その後、撮影した映像を確認したところ、アジア人を侮辱する「チノ」という言葉や、立ち去るよう求める差別的な罵声が記録されていた。

男性は現在も白内障になったように視界がかすみ、通常の外出が難しい状態だ。現地病院では今後手術が必要になる可能性があり、視力が完全に回復するのは難しいとの診断を受けた。

当初は4カ月間滞在する予定だったが、韓国で精密検査と治療を受けるため、予定を3カ月繰り上げて帰国することを決めた。

現地警察や韓国大使館への届け出も検討したが、犯人の特定は現実的に難しいと判断し、申告はしなかった。

男性は「事件があった日、別の韓国人居住者もバーで頭からビールをかけられたと聞いた。以前の旅行と違って、今回は韓国人にとても友好的だと思い、警戒を緩めてしまった」と話した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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