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秋田県内の観光地を訪ねると、カラフルなパラソルの下で中高年の女性がアイスを売る姿が目に入る。秋田名物の「ババヘラアイス」だ。県民にはおなじみの光景で、近年はバラの花のような盛り付け方が交流サイト(SNS)で注目を集める。70代の〝新人〟が加わることもあるユニークな風物詩は、夏の暑さを吹き飛ばし、訪れる客に笑顔を届ける。
ヘラですくい、花びら状に
「ババヘラどうぞー」。秋田市の道の駅で5月末、老舗メーカー進藤冷菓(同県男鹿市)で20年以上働く登藤トミ子さん(85)が呼び込みをかけた。冷えた金属製容器にイチゴ味とバナナ味の2色のアイス。1個300円で注文を受けると、ヘラでアイスを少しずつすくい、コーンに手際良く花びら状に盛り付けていく。
秋田名物の「ババヘラアイス」
一目見ようと取り囲む子供たちに「どこから来たの」と声をかける登藤さん。「まだまだ続けたいから健康でいなくちゃね」と笑う。
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(産経新聞)
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