韓国・カナダ、両国の海水合わせて「友好」誓う…60兆ウォン潜水艦事業に総力戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2026.05.26 15:29
キム・ギョンリュル海軍参謀総長が25日(現地時間)、カナダ・ビクトリアのエスキモールト海軍基地で行われた国産潜水艦「島山安昌浩」(SS-III、3000トン級)と護衛艦「大田(テジョン)」(FFG、3100トン級)の入港歓迎式で、カナダ海軍ビクトリア級潜水艦「コーナーブルック」艦長クラーク・ハバード少佐に両国の海水を入れた潜水艦模型「海水カプセル」を贈呈している。[写真 海軍、ニュース1]
1万4000キロの距離の太平洋を越えてきた韓国鎮海(チンヘ)の海水がカナダ・ビクトリアの海水と交わり、小さな模型の潜水艦に注ぎ込まれた。国産潜水艦史上初めて太平洋を横断した3000トン級「島山安昌浩(ドサン・アン・チャンホ)」(SS-Ⅲ)の入港を記念するため、カナダ側が開いた歓迎式で行われた「合水儀式」は、それ自体が両国の友好と連帯を示す象徴的な場面だった。太平洋の両端に遠く離れているものの、両国が戦争の戦火の中で共に血を流して戦った「戦友の国」であることを再確認させる瞬間でもあった。
この日の行事では、世界的に見ても類例を探すのが難しい「太平洋横断公開実演」を通じて立証された「島山安昌浩」の長距離潜航能力と武装システムの優秀性がさらに浮き彫りとなった。これを受け、最大60兆ウォン(約6兆3300億円)規模にのぼるカナダの次期潜水艦導入事業(CPSP)の受注戦にも弾みがつくかが注目される。
海軍によると、韓国・カナダ連合協力訓練に参加した潜水艦「島山安昌浩」と護衛艦「大田(テジョン)」(FFG、3100トン級)の入港歓迎式が25日(現地時間)、カナダ・ビクトリアのエスキモールト基地で、デイビッド・パッチェル・カナダ太平洋艦隊司令官の主管で開かれた。歓迎式にはキム・ギョンリュル海軍参謀総長、李鎔喆(イ・ヨンチョル)防衛事業庁長、庾竜源(ユ・ヨンウォン)国民の力議員、林起模(イム・ギモ)駐カナダ大韓民国大使、キム・ギヨン国防部戦力政策局長、カナダの韓国戦争(朝鮮戦争)参戦勇士など両国の関係者およそ100人が出席した。
伝統的な歓迎公演と軍楽隊による両国の国歌演奏で始まったこの日の歓迎式のハイライトは両国の海水を一つに合わせる合水儀式だった。両国海軍は鎮海港とビクトリア港の海水を混ぜた3000トン級潜水艦の模型カプセル2個をそれぞれ分け合った。今回の儀式は太平洋を横断した「島山安昌浩」の開拓精神を称え、韓国・カナダ両国海軍の友好と協力を象徴するために準備されたというのが海軍側の説明だ。
これに先立ち「島山安昌浩」は3月25日に鎮海軍港を出港、米国のグアムとハワイを経由し、24日にカナダのビクトリア港に入港した。大韓民国海軍の潜水艦が太平洋を公式横断したのは今回が初めてだ。
ペッチェル司令官は「カナダの太平洋沿岸で大韓民国の海軍を公式に歓迎することができるのは光栄であり、先週土曜日に大韓民国の艦艇が入港するのを見て感動した」とし「韓国海軍と共に協力し、その優秀性を学ぶ機会を得られたのは感慨深い」と述べた。
キム総長は「自由と平和のために共に戦った両国の歴史的な連帯は世代を重ねるにつれて強まり、確固たる海洋安全保障協力につながっている」とし「今回の訓練を契機に両国海軍の相互発展および交流協力のモメンタムが最大化することを期待する」と話した。
今回の「島山安昌浩」のカナダ海軍基地入港と連合訓練は、カナダ政府が早ければ来月にも最終事業者を決定するカナダ次期潜水艦導入事業(CPSP)の受注戦と重なるという点で注目される。カナダは同事業を通じて、老朽化した潜水艦を代替する新型潜水艦を最大12隻導入する計画であり、韓国のハンファオーシャン・HD現代重工業の「ワンチーム」と、ドイツのティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)が最終候補として競合している。
海軍は歓迎式の直後、主要参加者を対象に「島山安昌浩」の武装システムと長距離潜航能力に関するブリーフィングを行い、大韓民国の技術で設計・建造された国産潜水艦の優れた性能を紹介した。「島山安昌浩」と「大田」の乗組員らは今回の停泊期間中、カナダ海軍の将兵らとの艦艇相互訪問や親善スポーツ活動など交流行事を通じて両国海軍間の絆を深める計画だ。
![韓国・カナダ、両国の海水合わせて「友好」誓う…60兆ウォン潜水艦事業に総力戦 | Joongang Ilbo | 中央日報 キム・ギョンリュル海軍参謀総長が25日(現地時間)、カナダ・ビクトリアのエスキモールト海軍基地で行われた国産潜水艦「島山安昌浩」(SS-III、3000トン級)と護衛艦「大田(テジョン)」(FFG、3100トン級)の入港歓迎式で、カナダ海軍ビクトリア級潜水艦「コーナーブルック」艦長クラーク・ハバード少佐に両国の海水を入れた潜水艦模型「海水カプセル」を贈呈している。[写真 海軍、ニュース1]](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2026/05/20260526152438-1.jpg)