2026年5月22日配信

新・和光国際高校が始動

埼玉県唯一の国際科で育む語学力と国際感覚

 5月13日、和光国際高等学校で塾対象説明会が開催されました。

 令和8年4月に和光高校と統合し、新校「和光国際高校」として新たなスタートを切った同校。今回の説明会では、新しく誕生した国際科をはじめ、教育内容や進路指導、学校生活の特色などについて詳しく紹介されました。

 

◆生徒・教職員が一丸となる新たな学校づくりへ

 はじめに、佐藤忠好校長よりあいさつがありました。佐藤校長は、初任教員として旧和光国際高校に8年間勤務した後、7年前には教頭として再び同校へ赴任。そして今年、校長として3度目の勤務となったという同校と深い縁を持つ先生です。

 長年にわたり学校に関わってきた経験を踏まえ、「統合によって新しくなった和光国際高校の魅力をさらに高めていきたい」と語り、生徒・教職員が一丸となって学校づくりに取り組む決意を示しました。

 

◆埼玉県唯一の「国際科」を設置

 続いて、髙辻正明教頭より、学校概要や教育方針についての説明がありました。

 和光国際高校は、普通科(定員240名)、国際科(定員80名)の2学科で構成されています。埼玉県立高校の中で、「国際科」という学科を持つ学校は同校のみであり、大きな特色の一つとなっています。

 教育目標には「自主的精神に充ちた心身ともに健康で、国際化社会で活躍できる個性豊かな人間を育成する」を掲げています。変化の激しい時代の中で生徒が自ら考え、主体的に行動できる力を養うことを重視しています。

 国際科では、従来から定評のある語学教育を継続しながら、英語を用いて国際情勢や異文化理解を深く考える授業を展開。語学力だけではなく、国際感覚に加え、情報リテラシー、コミュニケーション能力、主体性、共感性などこれからの社会で求められる多面的な力の育成を目指しています。

 

◆第二外国語や国際問題探求など特色ある学び

 和光国際高校では、55分授業を実施しています。土曜授業や7時間目の授業を設けずに、週33単位の授業時間を確保しています。

 普通科の学びは、高校2年生までは文系・理系に分かれず、幅広い教養を身に付けるカリキュラムを実施。高校3年次に進路に応じて文系・理系へ分かれます。

 また、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語の中から第二外国語を選択して学ぶこともできます。

 一方、国際科の学びは、英語の授業数が非常に多く、4名のネイティブ教員が常駐。日本人教員とのチームティーチングも積極的に行われています。さらに、第二外国語を3年間継続して学べるほか、新設科目の「国際問題探究」を通じて、現代の国際情勢や異文化理解について主体的に考える力を育成しています。

 従来の外国語科からの変更によって、語学の学びを深めると同時に、現代社会の問題に直結する思考力や主体性をより一層強化することを狙いとしています。

 多彩な国際交流プログラムがあるのも和光国際高校の特徴です。高校2年次にはシンガポールへの海外修学旅行を予定しており、生徒だけの班別行動もあり、実践的な英語力を身に付ける機会となっています。そのほか、オーストラリアを中心とした短期海外研修も行われています。2週間程度のホームステイが中心であり、昨年度は計94人の生徒が参加しました。

 

◆難関大学や海外進学にも対応

 次に、進路指導について3年間を通じた計画的な指導体制が紹介されました。通年および長期休業中には進学補習が実施され、共通テスト対策や難関大学対策、小論文対策など生徒一人一人の進路希望に応じたサポートを行っています。

 昨年度の合格実績は、国公立大学に20名が合格。私立大学では、早稲田大学、上智大学、東京理科大学に計11名合格しており、GMARCHが進学のボリュームゾーンとのことでした。海外大学への進学実績も4件あり、国際色豊かな学校ならではの進路実績が見られました。

 

◆授業見学で感じた国際色豊かな学び

 説明会終了後、2つのグループに分かれて授業見学が行われました。第二外国語のフランス語の授業では、1クラスに教員3人体制という手厚い指導が行われていました。また、英語の授業ではネイティブ教員や長期留学生も参加しており、日常的に国際交流が行われている様子がうかがえました。

 廊下の本棚には英語の書籍が多数並び、生徒が自然と語学に触れられる環境がありました。さらに、全生徒が所有するChromebookを活用した授業や化学・数学Ⅲなどの授業にも生徒たちが熱心に取り組んでいる様子を見ることができました。

 

 和光国際高校では、Instagramで積極的に情報発信をしています。留学の様子だけでなく、在校生による黒板アートなど、日常の雰囲気が伝わる投稿も多いので、学校生活の様子を身近に感じることができます。

 6月6日に第1回の学校説明会、6月20日には文化祭「みづのき祭」も予定されています。新しくスタートした和光国際高校。まずは、学校説明会や文化祭に足を運び、自由で国際色豊かな雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。(文 山本直登)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

サイト内の和光国際高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ2025~

和光国際高校は、装い新たに、令和8年4月に開校します。「国際感覚を身に付け、国内外で活躍できる人間の育成」に向け、普通科(6クラス)及び県立高校で唯一国際科(2クラス)を設置する学校として、地球規模の課題の探究活動に取り組み、国際理解教育の更なる充実を図ります。多種多様な語学教育プログラム学習、短期海外研修や国際交流活動の充実、55分授業(33単位)の実施で、皆さんを大きく成長させる学校へと進化します。

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