2026年5月16日 7:05

太宰府天満宮は、本殿の124年ぶりの改修に伴い、3年前からこちらの「仮殿」で参拝を受け付けてきました。「浮かぶ森」とも呼ばれた仮殿は5月16日で、その役割を終えることになります。

15日、学問の神様、菅原道真をまつる太宰府天満宮を訪ねました。
■中村安里記者
「やはり、屋根の上の森が印象的です。3年前と比べると木々が成長していて、周りの森と一体化しているように見えます。」
太宰府天満宮の仮殿の屋根にはおよそ60種類の木々が植えられていて、「浮かぶ森」のようなデザインが観光客の人気を集めていました。

仮殿での参拝が始まったのは、3年前の5月です。本殿が124年ぶりの大改修に入ることに伴い、造られました。
■中村記者(2023年5月)
「変わりましたね!斬新なデザインです。」
設計を担当したのは、大阪・関西万博の大屋根リングをデザインした建築家の藤本壮介さんです。
飛梅のように、周囲の森から運ばれた種が屋根の上に芽吹きますように。そんな願いが込められていました。
そして3年がたった今、屋根の緑は豊かに育ち、仮殿のたたずまいは境内を取り巻く森に溶け込んでいます。

■中村記者
「仮殿の見納めでしょうか。いつもの平日と比べて人が多いように感じます。」
15日、仮殿との最後の時間を過ごそうという人の姿が多く見られました。
■訪れた人
「最後なので来ました。写真を撮りに。あすも来たいです。」
「初めてです。天を仰ぐような立派な木々で圧倒されています。木々から元気をもらっているような気がします。」
「なくなるのが名残惜しいですが、最後に来られてよかったです。」
仮殿の参拝の受け付けは、5月16日夕方までで、そのあと、菅原道真の御霊が仮殿から本殿へと遷(うつ)されます。
■太宰府天満宮 権禰宜・出光公朝さん
「多くの皆さまをお迎えして、この仮殿もようやくお役目を果たすと。奇抜な仮殿でしたが、本当に多くの皆さまにお参りいただき、元気になって帰っていただくことができたのではないかと思っています。」
屋根の上で育った植物は、境内に移植される予定だということです。
すでに改修を終えた本殿では、ことし9月からの参拝受け付けを予定しています。それまでの期間は、仮設の参拝所が設けられます。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月15日午後5時すぎ放送
最終更新日:2026年5月16日 7:05
