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【写真で見る】「標的にされていた」救急隊員が語る非道な攻撃“ダブルタップ”の実態

■停戦は形骸化…攻撃が集中するレバノン南部を取材

増尾聡 記者
「今見えてきました。救急車の明かりも確認できます。停戦後、初めてイスラエル軍による攻撃がベイルートで確認されました。今も、救助でしょうか、行われている様子が見えます」

5月6日、イスラエル軍が攻撃したのは、隣国レバノンの首都ベイルート。

イスラエルは、レバノンを拠点とする親イランのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との戦闘を続けていましたが、4月17日、停戦合意していました。

しかし、停戦後もイスラエル軍はレバノンに対する攻撃を継続。ヒズボラもイスラエルに対して報復攻撃を続けるなど、停戦は形骸化しています。

増尾聡 記者
「南部・ナバティエですが、いたるところに破壊された建物がずらっと続いています。このあたりはイスラエル軍が連日のように攻撃を続けています」

JNNが取材に入ったのは、イスラエル軍が特に攻撃を集中させるレバノン南部・ナバティエ。攻撃に巻き込まれる危険を避けるため、クルーも車の速度を上げ、緊張のなか現場へ向かいます。

■空爆が続く町で救急隊は24時間体制 配給を受け取る住民も「本当に大変」

訪れたのは、地元救急隊の本部。ここでは35人の救急隊員が、泊まり込みながら、24時間体制で活動を続けています。

増尾聡 記者
「今、煙が上がっているのがわかるかと思います。ここから2キロほど先でしょうか、今まさにイスラエル軍が攻撃しました」

この建物のすぐ近くにも、連日のようにイスラエル軍の攻撃が。それでも隊員たちは、ひるむことなく出動を続けます。負傷者の救助だけでなく、住民への食料配給も担っているのです。

ナバティエでは高齢者を中心に、退避が叶わない住民約100人が、今もこの町での生活を余儀なくされています。

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