東京ガス不動産は5月13日、神奈川県横浜市磯子区において開発を進めてきた物流施設「スタリア磯子」が、3月31日に竣工したと発表した。自社単独で開発を行った初の物流施設となる。
<スタリア磯子 外観>
施設は首都圏臨海部に位置し、首都高速湾岸線「磯子」出入口から約1.3km、港湾エリアや市内主要物流拠点へのアクセスに優れた立地。幹線道路との接続性も高いことから、都市内配送および広域配送の双方対応な利便性を備えている。
テナントの要望に合わせて設計・建設したBTS型物流施設で、内外日東および日清物流が入居する。
<位置図>
1階に18台対応の片面トラックバースを備えた地上4階建てボックス型で、施設内には倉庫および荷捌きスペースを効率的に配置し、車両動線の明確化により安全性と作業効率の向上を図っている。
また1階と4階には泡消火設備を導入し、指定可燃物の保管にも対応可能。2階・3階は定温倉庫の仕様となっており、2階は10℃帯、3階は20℃帯で運用できる。
各階の有効階高は5.5m、床荷重2.0t/m2を確保し、昇降設備は荷物用エレベーター・垂直搬送機・乗用エレベーター各2基を配置。
このほかラウンジや屋上テラス、ドライバー休憩室、屋外へのベンチの設置など共用スペースを充実させ、快適で利用しやすい就業環境を整備している。
<各階の仕様>
さらに同施設では、東京ガスグループが推進する「脱炭素」「最適化」「レジリエンス」強化にも取り組む。
太陽光発電ソリューションの導入により再生可能エネルギーを活用し、環境認証ではZEBを取得予定。また災害時にも事業継続が可能となる設備計画・インフラ設計とし、35時間稼働する非常用発電機を導入するなど、持続可能な社会の実現への貢献と不動産価値の向上を図っている。
施設名のスタリア(STALIA)は、S=Safety、T=Trusted、A=Advanced、L=Logistics、IA:Infrastructure Assuranceを組み合わせた造語。「預けるモノ・サービス・ビジネス」を確実に守りながら、“預ける安心”を保証する物流拠点を意味する。
■施設概要
名称:スタリア磯子
所在:神奈川県横浜市磯子区新磯子町30番8の一部
交通:電車 JR京浜東北根岸線「磯子」駅より約1.3km(徒歩16分)
自動車:首都高速湾岸線「磯子」出入口より約1.3km
敷地面積:9909.26m2
延床面積:2万234.17m2
構造・階数:S造4階建て
設計・施工:大末建設
スケジュール:2025年1月着工、2026年3月末竣工
事業主:東京ガス不動産
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