
(画像 MAZDA)
MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERに関する話題が出てきました。
昨年日本で発表・発売された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(MSpRロードスター)」は、現行型初の2.0Lのソフトトップモデル国内導入という話題性もあって大きな反響を呼びましたが、今のところ海外で販売する計画や情報は無し・・・。
海外メディアやMX-5オーナーからも導入を期待する声が多く見受けられましたが、北米マツダの関係者が導入実現の可能性についてコメントしていました。
◎CARBUZZ
The Mazda Spirit Racing performance brand is a division intended to translate the automaker’s motorsport knowledge into road cars. The Mazda Spirit Racing Roadster is the first to go on sale, and it’s, essentially, an MX-5 Miata upgraded for track performance with a price of around $35,000, or around $50,000 for the even more specialized 12R.
Those are reasonable-sounding prices, but they’re converted from the Japanese yen because the cars aren’t yet sold in the US. But how likely are we to get them? After all, Mazda sells thousands of Miata in America every year. We asked Mazda USA representatives, and the answer we got doesn’t inspire confidence…
マツダの高性能ブランド「MAZDA SPIRIT RACING」は、自動車メーカーのモータースポーツにおけるノウハウを市販車に活かすことを目的とした部門です。最初に発売された「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」は基本的にはサーキット走行向けにアップグレードされたMX-5ミアータです。価格は約3万5000ドル、さらに高性能な12Rは約5万ドルとなっています。
これらの価格は妥当に聞こえますが、日本円から換算されているため、米国ではまだ販売されていません。しかし、米国で販売される可能性はどれくらいあるのでしょうか?マツダは毎年米国で数千台のミアータを販売しているのですから。米国マツダの担当者に問い合わせてみましたが、得られた回答は期待を抱かせるものではありませんでした…。
“Mazda would need a lot of interest from markets outside of Japan.”- Mazda USA representative
That’s the official response we got when Mazda was pressed for comment. But insiders have given us a little more frame of reference for why it might not succeed, and it comes down to pricing, demand, and homologation nightmares.
The translation there is that Mazda would need a considerable volume to justify selling the Spirit Racing Roadster in each country at a time.
「マツダは日本国外の市場から相当な関心を集める必要があるでしょう。」―米国マツダ担当者談
これはマツダにコメントを求めた際の公式回答です。しかし、関係者からは、なぜ成功しない可能性があるのかについて、もう少し詳しい情報が得られました。それは価格設定・需要、そして型式認証の難しさといった点に尽きます。
つまり、マツダはスピリット・レーシング・ロードスターを各国で同時に販売するには、相当な販売台数を確保する必要があるということです。
米国の大手自動車メディアCARBUZZは、MSpRロードスターが米国に導入される可能性について取材を行いましたが、これに対して米国マツダの担当者は価格設定や需要見込みだけでなく形式認証を新たに行う必要性もある事から、現時点で導入は難しいと考えてるようです。
特に200psへパワーアップしてる12Rは、エンジン組み上げや足回りの1G締めが職人の手で行われてるので、形式認証コストと価格設定の折り合いが難しそう・・・。
米国では元々ソフトトップの2.0Lモデルが販売されているので、特別仕様として販売する場合は200psにパワーアップされた12Rを期待する人が多いと思われますが、CARBUZZが換算した約5万ドルは日産フェアレディZやフォードマスタング(V8エンジン)のようなハイパワースポーツも視野に入る価格。
もちろん同じスポーツカーでもキャラクターは大きく異なりますが、米国市場は元々ハイパワーを求められる事が多そうなイメージなので、200psへチューンされたとしても”約5万ドルのMX-5″を購入するユーザーがどれだけいるのか?という課題はありそうですね。
おそらく約5万ドルだと”RX-〇”を期待する人が多そう・・・。(笑)


現在米国仕様で最も高価なMX-5は「RFのCLUBグレード(41,900ドル)」(画像 MAZDA USA)
あと、MAZDA SPIRIT RACING代表の前田育男さんやロードスター開発主査の齋藤茂樹さんも話されてましたが、現在MAZDA SPIRIT RACINGのモータースポーツ活動は日本国内しか行われて無いので、海外では一部コアユーザーを除いてまだまだ知名度がありません。
一番理想なのは海外レースへ参戦する事だと思いますが、それ以外の方法でMAZDA SPIRIT RACINGブランドを展開させるとしても、米国マツダには日本のマツダスピード解散後も独自にモータースポーツ参戦/ワークスブランド運営を行ってきた実績と歴史があります(現在は”MAZDA MOTORSPORTS”)
これ以外にフィリピンマツダのようにオートエクゼを公式モータースポーツブランドとして訴求してる事例もあるので、モータースポーツ活動のブランディングをMAZDA SPIRIT RACINGでグローバル統一する必要もあるように思います。
MAZDA SPIRIT RACINGブランド/コンプリートモデルの海外進出実現にはまだ課題がいくつかある状況ですが、マツダは米国市場を中心に「スポーティさを更に強化し、少しとがった方向のマツダらしい商品を揃えていく」と公表してるので、何らかの形でMAZDA SPIRIT RACING導入も企画検討してるかもしれません。
さらにMAZDA SPIRIT RACINGのコンプリートモデル第2弾も検討開始してるので、ベース車両だけでなく海外輸出の行方も注目したいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)
令和6年能登半島地震で被災された方々(新潟県の被災者)への義援金の受付について – 新潟県ホームページ
