明治安田J2・J3百年構想リーグ EAST-A 第16節 湘南 vs 横浜FC 試合後監督・選手コメント
監督コメント長澤監督 総括
ゴールデンウィークの最後の方で、9,000人近くのサポーターの方々に集まっていただいた中で、勝点を取れず、悲しい思いをさせてしまいました。申し訳なく思っています。
ただ、試合は続いていきますので、ここからもしっかり準備して、次のゲームに向かっていきたいと思います。
試合は、全般的に横浜FCさんのルキアン選手とジョアンパウロ選手にポイントを作られて、一瞬で押し返されるという展開でした。前半、プレスは少し決まっていたのですが、マイボールになった後に、少し攻め急いでしまったかなという形でした。
両サイドは後半、割れていったので、そこではいけるだろうなと思っていたのですが、少し攻撃をリードされた部分もあって、焦ってしまった。一発のスルーパスなど、相手にとっては少し楽だったのではないかなと思います。
そのボールを前でポイントにされて、すぐに押し返されてしまう。自分たちがサッカーをする陣形が、なかなか前に行かなかったというのが現状でした。
後半は少し攻撃の厚みを持たせて、何回かサイドから割って入る場面もありましたが、最後のところは割れず、そのまま1点を最後まで守り切られたゲームでした。
前半、後半も含めて、先ほど調べたところ、パス本数は300本ちょっとで、うちの方が上回るくらいのゲームでした。横浜FCさんもおそらく結構割り切ってゲームを進めてきて、ルキアン選手も最後まで残していましたし、前にポイントを作って押し上げるという、サッカーだと僕らは受け止めました。
それに対して勝利できなかったというのは、選手は非常にファイトしてくれている分、こちらの指導力のなさかなと思って反省しています。
ただ、苦しい場面も耐えられるようになっていますし、勝ち筋というものもしっかり見出せるようにはなっています。こういうゲームをしっかり取っていけるようにやっていかなければならないと思っています。
やはり、ホームの試合で勝点を落として、アウェイで拾って帰ってくるというのは、本来イメージしていた勝点の取り方ではありません。自分たちの良さを出せない時にも、しっかり勝点を取っていくこと。今日は少し試合形態は違いますが、ホームでしっかり勝点を取ることが必要です。
前節、前々節とチャンスを作り出している中で、決めきれずに結果として落としてしまう状況が続いています。ただ、先ほども言ったように、メンタリティに関しては文句をつけようとは全然思っていません。
しっかり積み上げて、チームに上乗せできるようにやっていきたいと思います。
長澤監督 質疑応答
– セットプレーからの1失点となりましたが、相手のクロス攻撃への対応についてはどのように見ていますか。
いろいろな捉え方があると思います。まず枠内シュートは、多分ほとんど飛んでいない状況だったと思います。我々も含めてです。
勝つためにこういうことをしっかりやってくるのがJ2なので、そこに対して一瞬、隙を与えたというのは事実です。フリーで打たせてしまうところは、やはり修正しなければいけない部分だと思っています。
ただ、クロスに対しては、どこもフィジカルの強いセンターフォワード、外国籍選手を置いてというのは主流ですし、セカンドボールまでセットにしてくるのは、ほとんどのチームが主流です。
それに対して、日々、ボールホルダーにプレッシャーをかけること、しっかりマーキングを取ること、弾いた後の対応というのは常に積み上げています。
そこに関しては、1本、ルキアン選手に少し触られたところがありましたが、それ以外はしっかりできていると思っています。しっかり耐えた部分もありますし、プレスも決まっていました。
ただ、やはり奪って攻めることができないと、こういううまいチームは攻略できない。そこに関しては、前半は少しできなかったかなというのが正直なところです。
– 今日の内容について、どのような手応えを感じていますか。
相手を封じることはどことやってもできると思っています。
ただ、その後にやはり強く攻めないとダメです。そこの攻撃のところは、横浜FCさんも最初、ルキアン選手やジョアンパウロ選手がすごい形相でプレッシャーをかけてきました。
それに対して、外から見ていても分かったと思いますが、相手が来ていないのに圧を感じてボールを下げてしまったり、相手が来ていないのにワンタッチで出してしまったりという部分がありました。そこは少し飲まれたかなと思っています。
こちらの準備もありますが、あそこで自信を持ってプレーできればと思って、奥埜(博亮)や(髙橋)直也を入れました。彼らはしっかり自信を持ってプレーしてくれました。そこはしっかり押し返せたポイントだと思います。
内容的には、奪い取ることはどことやってもできます。ただ、そこから強く攻めないと、なかなかゲームは難しいと思っています。
いい意味で伸びしろだと思っています。ダメということではなく、強いプレスを組み込む時には、必ずこの道を通らなければいけません。
勇気を持って、奪ったボールの1本目をどうするか。こちらのベンチサイドで(石橋)瀬凪が上手く抜けていった場面がありましたが、ああいうプレーをもう少しやれるのではないかなと思っています。相手次第ではありますが。
あのプレーはすごくよかったです。(石橋)瀬凪も1試合通して良く走っていましたし、そこの部分は良かったと思っています。
選手コメント
DF55岡庭 愁人
(鈴木雄斗選手に代わって急きょの出場となったが、どのように臨んだか?)
急きょな感じでしたが、言われてからしっかり切り替えて、そんなに慌てることなく準備できました。
(ゲームをどのように振り返るか?)
チームとしてチャンスが多かったわけでもなく、後半1本(池田)昌生がバーに当てた場面はありましたけど、自分もあまりチャンスをつくれなかった。サイドを攻略しきれなかったことは自分自身すごく悔しいです。そこに行くまでのビルドアップも安定していなかったですし、自分の振り返りで言うと、チャンスをつくることがほとんどなかった。サイドを攻略しきれなかったことが反省としてあります。
(今節の結果により仙台の1位が決まったが、次にどう臨むか?)
試合が終わったあと徹さん(長澤監督)からも話がありましたが、1位はなくなったけど次のシーズンに向けてしっかりスタートを切りたいし、そのスタートに仙台は最高の相手だと思う。みんな悔しいし、個人的にも久々にスタメンで出て悔しい思いがありますけど、しっかり試合を振り返って冷静に分析し、よりチームを勝たせられる選手になれるように自分自身やっていきたい。チームとしてもスタートを切ると話しているので、そこを目がけてよりパワーを出していきたいと思います。
DF3袴田 裕太郎
(セットプレーによる失点をどのように受け止めているか?)
セットプレーに限らず、ああいったクロスのシーンでニアからやられているシーンが今季多いのは僕自身わかっているし、チームとしても理解しています。マークにしっかり付くのはもちろん、自分はコーナーキックではストーンに入って弾く役目を担っているので、失点の場面はブロックされてボールに対して行けなかったですけど、一人ひとりがもっと賢くやる必要があったのかなと思います。
(ルキアン選手のような相手を抑えるために必要なことは?)
前回の対戦もルキアン選手と対峙して、対等にやってしまうと分が悪いので、距離を置いてトラップ際を狙うようにした。前回はそれがうまくできていたのでそのイメージで入ったんですけど、ルキアン選手は懐が深く、高くバウンドしているボールに入ってくるタイミングも上手かったし、強かった。そこは今日やられた印象が強いので、次に活かせたらと思います。
(攻撃面の課題をどのように捉えているか?)
背後への単調なロングボールが多かったですが、今日は相手があまり前からプレッシャーに来ていなかったので、ボランチにつけて1個前からロングボールを配給したり、もっと横に揺さぶって相手のラインを動かしてから背後に出したり、そういった工夫が必要だったのかなと思います。
FW77石井 久継
(途中出場して時間をつくり攻勢を促したが、自身のプレーをどのように振り返るか?)
今日はここ最近の途中出場のメンタルとは少し変えて試合に入ったので、感触的にはメンタル的にもプレー的にもよかったと思います。結果が出ていない時点で一緒ではあるんですけど、前への姿勢や気持ちはいつもよりプレーで示せたと思うので、この感覚を忘れずにもっともっと自分をいいものにできるようにしなければいけないと感じました。
(メンタルを変えるきっかけがあったのか?)
徹さんとも昨日話したこともありますし、ここ最近の試合を見て、どういうときが自分自身よかったのか、ダメだったのか、いろいろ考えました。いいときが過ぎて、いまは自分自身、少し伸び悩んでいると思う。なにかを変えなければいけないといつも思っていますし、そのきっかけを今日掴めた気もするので、この気持ちを忘れずに毎日やりたい。その結果が次の仙台戦に出ると思うので、いい準備をしていきたいなと思います。
FW29渡邊 啓吾
(相手のDFが渡邊選手をかなり潰しに来ていたが?)
試合前からそういうふうに来るのはわかっていたし、そこで勝てるかどうかで試合の展開や運び方が決まってくる。いいシーンも何回かありましたけど、ゴールに迫る回数は相手のほうが多かった。ルキアンなど相手のFWと比べると足りなかったと思います。ただ、守備では前3人で献身的に追って引っかけるシーンが何回もありましたし、そういうところはポジティブに捉えて次のゲームに臨めたらと思います。
(今季初めて無得点に終わったが、それについてはどのように捉えているか?)
僕自身の課題として得点不足がずっとあったなかで、今日また点を取れず、シュートすら打てなかったので、毎回言っていると思いますが、もっと変えていかないといけない。今節は(山田)寛人くんがいない中で、自分としてはやってやろうと思っていたんですけど、決め切れなかったり、ゴールに迫り切れなかったのはすごく悔しいですし、反省しています。
(1位はなくなったが、次にどう向かっていくか?)
ホームで3連敗しているので、ファン、サポーターの方々に申し訳ない気持ちはすごく強いです。次は必ず僕が点を取ってファン、サポーターの皆さんと喜び合えるように、日々の練習から全員で精いっぱいやっていきたいと思います。
DF13下口 稚葉
(難しいゲームとなったが、どのように振り返るか?)
自分たちで難しくしてしまった印象が強いです。失点してはいけない時間帯だったし、セットプレーでやられてはいけなかった。いまの僕たちだったら前半0で終えれば絶対パワーを出せるので、失点してはいけない時間帯にしてしまったところかなと思います。
(横浜FCはセットプレーの際にマークを剥がす工夫をしてきたが?)
いろいろやってきますし、自分たちもやります。でも役割があるから、それぞれが自分の役割を遂行する、それだけかなと思う。責任だし、仕事だし、それがプロだと思います。
(今日の結果で1位はなくなったが、次にどう向かっていくか?)
1位の可能性はなくなりましたけど、プロとして目の前の1試合の勝利を掴みにいく姿勢はいっさい変わらないし、それが僕たちの仕事なので、サッカー選手としてそういった姿をしっかり見せなければいけないと思う。目標のミッションは果たせなかったですけど、目の前の試合のミッションは必ず来るので、しっかりそれに応えたいと思っています。
