
<神・D> 5回、村上を抑え笑顔の平良(撮影・亀井 直樹)
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8年ぶりの甲子園勝利。DeNAの先発・平良にとって18年5月17日以来で、偶然にも前回と同じ5回1/3で1失点だった。強力打線を最少失点に抑えて2勝目を挙げ「(捕手の山本)祐大がうまくリードしてくれた。野手の皆さんに感謝です」と謙虚に振り返った。
直近は4試合連続で中6日の登板が続いている。ケガをしない体づくりを目指し、オフから栄養士に指導を受けながら食生活を大きく変えたことが実を結んでいる。揚げ物などを控え、野菜を積極的に食べることで体質を改善。5月8日は「ゴーヤーの日」で、出身地・沖縄を代表する野菜ではあるが「食べないですね…」と苦手であることを告白した。
故郷の今帰仁(なきじん)村では2月から平良の“ラッピングトラック”が地域の学校に給食を運んでいる。配送車にはユニホーム姿の平良の写真と「給食をしっかり食べて 体をつくり 夢をかなえよう」とメッセージが記されている。
子供たちの食べ残しが多かったことから、村役場や給食センターで地元のヒーローに協力を呼びかけて“平良号”が誕生した。実は小さい頃から食が細く、牛乳も苦手。それでも懸命な努力でプロ野球選手になる夢をかなえた。プロ13年目。アスリートとして食事は健康維持に不可欠だと強く感じているからこそ「子供たちには給食を残さずに食べて、元気で健康な体をつくってもらいたい」と願いを込める。
昨季は8勝14敗3分けと負け越した阪神に、今季は4勝2敗。平良にとってゴーヤーは“難敵”のままでも、甲子園への苦手意識は払拭できたはずだ。(重光 晋太郎)
▽ゴーヤーの日 1997年(平9)にゴーヤーの国内栽培発祥の地・沖縄県が記念日として提唱。「ゴー(5)ヤー(8)」の語呂合わせのほか、出荷量が増える同時季に合わせて日付を決めたとされる。ゴーヤーとは八重山地方の方言で、通称はニガウリ。鮮やかな緑と独特の苦みが特徴で、健康野菜として人気を博す。
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