2024年の能登半島地震とその後の豪雨で大きな被害を受けた、石川県輪島市の国名勝・白米千枚田で9日、オーナー会員による田植えが3年ぶりに行われました。

【写真を見る】「復興の想い重ねて」白米千枚田で田植え 震災から3年ぶり 旅行中に被災の男性・移住し、孤立の場所で田植え千枚田とともに生きる喜び 石川・輪島市

世界農業遺産にも指定されている輪島市の白米千枚田では、2007年から年会費を支払って「マイ田んぼ」を管理してもらうオーナー制度を行なっています。

しかし、地震と豪雨であぜが崩れるなど、大きな被害が出たため、オーナーたちによる田植えは中止されていました。

■3年ぶり「オーナーらが田植え」

1004枚の田んぼのうち480枚が修繕されたことから、今年、3年ぶりに再開されました。

オーナー会員は県内外のほか、海外からもあわせて208組となっていて、さっそく自分の田んぼに苗を植えていきました。

■「どうしても、植えたい」

◇オーナー会員は…「手が泥だらけなので難しいです」「おじいちゃんと自分の娘と3世代で来ました」「静岡県磐田市から来ました。2025年からボランティアに入って(能登で)手伝いをしていた。仲間が植えたよと聞いたので、どうしても植えたいと思ってオーナーになりました」

■旅行中に被災の男性が移住して…

田植えをサポートするスタッフのひとり、酒井和也さん44歳。

愛知県出身の酒井さんは、当時、旅行中に能登半島地震に遭い、孤立状態となった白米千枚田から救助された経験を持ちます。

現在は、輪島市に移住し、地域おこし協力隊として、田んぼの修繕や草刈など、景観の維持管理を行っています。

■「千枚田とともに生きる」

◇輪島市地域おこし協力隊・酒井和也さん…「田植えの準備を進めてきて、きょう田植えしてもらって、とても安心感と達成感、よかったなと感じている」

■愛耕会「始まったな」

◇白米千枚田愛耕会・代表 白尾友一さん…「修復の過程で第一歩。やっとオーナー制度が始まって、これから一枚一枚仕上がっていく。(復旧復興が)始まったなという感じ」

海にせり出し、棚田が連なる風光明媚な千枚田。

北陸放送

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