
「みじかい報告」を解説する金森さん=岐阜市で
岐阜市出身の画家金森満理奈さんの個展「みじかい報告」が、同市金園町のギャラリーいまじんで開かれている。17日まで。
金森さんは1989年生まれ。加納高美術科出身で、京都造形芸術大大学院を修了。アニメの女性キャラクターをほうふつとさせるアクリル画を中心に、ガラスやアクリル樹脂などを貼り付けたミクストメディアなど、少女像がモチーフの平面作品36点、ろうの少女像12点が並ぶ。ピンク、青、パールという持ち色の中でも、ピンクの配色が多く、モチーフと相まってメルヘンな世界が広がる。
個展のテーマ「みじかい報告」はメルヘンの語源。作品「みじかい報告」はこちらを見据える少女の周りに鳥、花、中国の女官、乗馬する人などをちりばめ、旧作の一部、布のような寒冷紗(しゃ)を貼った。2年ほど前まで、女性像で知られるミュシャを思わせるシリーズ「ICON」を制作してきたが一転。「絵の意味を考え、社会的評価を求める絵を描くのではなく、描きたいものを描く。その報告」と金森さんは話す。火曜、水曜休廊。 (浅野宮宏)
