ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.07 10:57

住民の大部分がカトリック信者であり、イスラエル軍が占領中のレバノン・デベル村で、イスラエル兵士が聖母像を冒涜するような写真がソーシャルメディア(SNS)を通じて広まり、波紋を広げている。この村は最近、イスラエル兵士がキリスト像を損壊し、公共施設を破壊して物議を醸した場所だ。写真には、たばこを口にくわえたイスラエル軍服姿をした一人の男が、聖母マリア像を右腕で抱きかかえ、左手で火のついたたばこを聖母像の口元に近づけている。まるでたばこを吸っているかのような姿を演出しようとする様子だ。

6日(現地時間)、米国CNN放送は該当する写真の撮影位置を検証した結果、デベルのある建物であることが確認されたと伝えた。

CNNは写真の正確な撮影日や、この写真を最初に投稿したアカウントを確認することはできなかったが、この写真の背景に写った建物に設置された戦車と軍用車両が、先月24日付の衛星写真には写っているが、今月3日付の衛星写真には写っていないとした。

イスラエル国防軍(IDF)はCNNに対し「数週間前に撮影された該当の写真を検討中」とし、「この事案を極めて深刻に受け止めている」と明らかにした。

続いて声明を通じて「この事案は調査され、調査結果に基づき、当該兵士に対して指揮官による措置が取られる」とし、「IDFはあらゆる宗教および共同体の信教の自由、聖地、宗教的シンボルを尊重する」とした。

これに先立ち、先月19日、デベルでは一人のイスラエル兵士が十字架にかけられたイエス・キリスト像の頭をハンマーで叩く場面を別の兵士が撮影し、これをSNSに投稿した。当時、他の同僚兵士6人は損壊行為と撮影の様子を見守っていたが、これを制止したり上部に報告したりしていなかったことが明らかになった。

この事件を通じて非難の声が高まると、イスラエル軍は損壊者と撮影者ら2人を戦闘職務から解任し、30日間の軍刑務所拘禁刑に処した。

数日後には、イスラエル兵士たちがデベル郊外で太陽光パネルと車両を損壊する姿が収められた映像がSNSに出回り、イスラエル軍が調査に着手した。

こうした事件が相次いで明らかになると、IDF総参謀長のエヤル・ザミール中将は、具体的な事件については言及せず、「非倫理的な事件」について注意を促し、「価値と基準が損なわれることは、作戦上の脅威と同じくらい危険な場合がある」と述べた。

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