4月に福岡市の舞鶴公園で桜の木が倒れたことを受けて行われた樹木医による緊急点検で、園内の桜およそ1000本のうち48本が「措置が必要」と診断されたことが分かりました。そのうち10本は「倒木の恐れがある」ということです。

5月4日、福岡市中央区の舞鶴公園ではふだんと違う光景がありました。

■樋口淳哉記者
「緑色と赤色の三角コーンが設置されています。注意書きには、危険な枝などがあることが分かりましたと書かれています。」

さらに。

■樋口記者
「多くの人が通る、こちらにも設置されています。一見、木は問題なさそうですが、何か対応が必要と判断された木とみられます。」

桜の木の近くには、注意書きが設置されていました。

■遠野愛アナウンサー(4月8日)
「現場は、福岡城さくらまつりのグルメエリアのすぐ近くです。逆側を見ますと、あちらに大きな桜が倒れているのが分かります。」

舞鶴公園では4月8日、花見客のすぐそばで、高さおよそ15メートルのソメイヨシノが倒れました。

ケガ人はいなかったものの、福岡市は翌日から、樹木医による園内の緊急点検を始めました。

樹木医は、園内の桜の木について「ぐらつき」や幹に空洞がないかなどを調べました。

■樋口記者
「検査を終えて、立ち入りが禁止となっている場所を見ると、あちらの木には空洞があります。」

福岡市は4月末までに終えた点検で、園内の桜の木およそ1000本のうち48本が「措置が必要」と、診断されたということです。

そのうち10本は「ぐらつき」や幹の空洞など「倒木の恐れがある」とされ、倒木リスクなどを示す評価で最も悪い結果でした。

また、ほかの28本は「不健全で対応が必要」として市は倒木の恐れがある10本を含む、38本の桜の木の周りに近づかないよう呼びかける注意書きをしています。

残りの10本については、枝の剪定(せんてい)などで安全を確保したということです。

■公園の利用者
「ありがたいですよね。大ごとやもんね、落ちてきたら。」
「考えないで歩いていますから。ただ、桜はありますよねと思って。あそこが倒木したから、この辺、古いのかなって歩きながら思っていた。」

福岡市は、措置が必要な木について県の樹木医会に精密検査を依頼し、今後の対応を検討するとしています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月4日午後5時すぎ放送

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