
岡山市の住宅で高齢夫婦死亡 岡山県警 無理心中視野に捜査
岡山市南区の住宅で1日、この家に住む男性(89)と妻(84)が死亡しているのが見つかり、岡山県警は3日、妻に対する殺人事件として捜査を始めたと発表した。現場の状況などから男性が無理心中を図った可能性も視野に調べている。
県警によると、住宅は2階建てで、男性は1階の廊下で首にロープが巻かれた状態で倒れ、階段の柱にも同じ形状のちぎれたロープがぶら下がっていた。妻は1階寝室のベッドの上であおむけに横たわっていた。司法解剖の結果、2人は4月29日夜に死亡したと推定され、死因は男性が首の圧迫、妻は鼻と口をふさがれたことによる窒息と判明した。
県警の調べでは、玄関や窓は施錠され、外部からの侵入や室内が荒らされた形跡はなかった。自宅のパソコンには「ご迷惑をおかけしますがお許しください」などと書かれた遺書とみられるメモがあった。
夫婦は2人暮らし。1日午後、妻の担当ケアマネジャーから「宅配の弁当が昨日から取り込まれていない」との110番があり、駆け付けた岡山南署員と救急隊員が2人の遺体を発見した。夫婦間のトラブルなどは確認されておらず、県警が詳しい状況を調べる。
