2028年3月を目途に撤退を予定している南海フェリーですが、このゴールデンウィーク、フェリー乗り場は、多くの旅行客や帰省客らで賑わっています。

(記者)
「南海フェリーが発着する徳島港です。さきほど和歌山からの便が到着し、乗船客が下りてきました」

徳島と和歌山を結ぶ南海フェリー。

1年を通じて最も乗客が多いのが、ゴールデンウィークです。

(記者)
「南海フェリーのチケット売り場は、多くの人で賑わっています」

(和歌山への帰省)
「神山町で寮生活をしていて、ゴールデンウィークのタイミングで(実家に)帰る。いつもフェリーで帰っています」
「電車だと座っていなくてはいけないのも、(フェリーは)歩き回れるのが結構楽で」

車110台を運べる南海フェリー。

待機場所には、旅行や帰省で徳島を出発する車の長い列ができていました。

(記者)
「今からどちらに?」

(旅行者)
「これから大阪へ戻ります。きのうの早朝に徳島に来て一日徳島で遊んで、きょうは大阪でライブがあるんで大阪へ」
「フェリーがもうすぐなくなるかもってことなんで、乗りたいなと思ってフェリーを選びました」

5月1日は平日、お仕事中の人も…。

(タンクローリーの運転手)
「仕事で高知の方へ行ってきました。和歌山へ帰ります」
「フェリーの方が同じ時間かかっても2~3時間ゆっくりできるし、なくなるって言ってるけどなくならんといて欲しい」

南海フェリーによりますと、5月1日から6日までの車の予約は、2025年の同じ時期より2割ほど増えていて、撤退発表を受けた記念乗船のほか、物価高の影響で、関西など近場の旅行先が人気になっていることが要因ではないかということです。

和歌山発・下り便のピークは2日、徳島発・上り便のピークは5日で、この日の上りは午後4時25分と午後6時55分の便がすでに満車です。

南海フェリーは「徒歩での乗船には余裕があるが、車の場合は早めに予約してほしい」と、呼び掛けています。

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