パーソルグループでテクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジーは4月28日、滋賀県甲賀市で実施した自動配送ロボットによる、ラストワンマイル輸送の実証実験の結果を公開した。

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<自動配送ロボットが運んできた弁当を受けとる甲賀市の岩永裕貴市長>
20260428persolcross01 - パーソル/ラストワンマイルを自動配送ロボで代替、甲賀市で実証結果

実証実験は、自動配送ロボットによるラストワンマイル配送実現に向けたもので、1月13日から1月30日まで実施。パーソルクロステクノロジーのほか、滋賀県甲賀市、JAこうか、手原産業倉庫の協力で行われた。

主な実証内容としては、自動配送ロボットによる弁当の配送・容器回収を行っており、地域の社会的受容性や運用課題を確認した。利用者からのフィードバックを収集し、既存の配送手段と同等のサービスを提供できるかを検証の焦点とした。

<実証実験の走行ルート>
20260428persolcross02 - パーソル/ラストワンマイルを自動配送ロボで代替、甲賀市で実証結果

実証実験では、JAこうかを配送拠点として、甲賀市役所を中心とした約2.5kmのルートを走行。大雪のために走行不可の日が1日あったものの、それ以外はすべての日程で予定通りに午前中の配送を完了した。

実際に弁当を受け取った利用者からは「先進的な取り組みであり、人材不足対策にもつながると感じた」、「配達時間が安定しており、安心して利用できた」といった評価が得られた。

<遠隔走行中にロボットの視界を監視する様子>
20260428persolcross03 - パーソル/ラストワンマイルを自動配送ロボで代替、甲賀市で実証結果

なお、自動走行に際してはオペレーターが常にロボットのカメラを監視。自動回避が困難な場合に、オペレーターが遠隔操作に切り替えて対応する。今後、想定外の事案発生時の対応などを検討する予定だ。

今後は、官民連携による地域課題の解決およびロボット配送の社会実装に向け「ロボット独自の付加価値」を備えたサービスの開発について検討を進めていくとしている。

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