【写真を見る】【中東情勢】供給不安心理で大量発注 ⇒ 在庫払底 歯科医の『手袋』が入手困難に 新潟県

新潟市 中央区の歯科医院では石油由来製品の購入が2週間ほど前から難しくなっています。

主に、医療用手袋と治療器具を入れて滅菌保管する『滅菌バッグ』です。

医療機関向けの通販サイトを見せてもらうと…
【新潟市歯科医師会 広報情報部会 島田正美 理事】「これ一番すごいと思う。全部在庫なしなんだけどこれ」

在庫切れの文字が並んでいます。
【新潟市歯科医師会 広報情報部会 島田正美 理事】「1施設さま1週間あたり30箱までって、こんなの書く前に全部ダーンってなくなっちゃったんで、あんまり効果なかったですね」

手袋は患者1人の治療に対し、医師とスタッフで合わせて4枚必要。こちらの医院では1日100枚以上消費します。

ただ、今ある在庫であと数か月は賄える予定です。院長で、新潟市歯科医師会の広報も務める島田さんは、今回の供給不足はホルムズ海峡の封鎖といった物理的な影響だけではないと見ています。

【新潟市歯科医師会 広報情報部会 島田正美 理事】】「メディアとかで医療物資の不足とかが取り上げられた瞬間、通販メーカーのサーバーもつながりにくくなる状態で、一気に在庫がなくなりましたので、在庫を持っておこうという気持ちから物流が滞っちゃたんじゃないのか」

厚生労働省によりますと、医療用手袋をめぐっては、供給不安からか一部で大量の枚数を発注しているケースがあり、歯科診療所などで確保が難しくなっているということです。

【新潟市歯科医師会 広報情報部会 島田正美 理事】「落ち着いて、いつも通りのストックを抱えて、みんなで回していくようなところで考えないと」
こうした現状を受け、高市総理は国が備蓄している医療用手袋およそ5000万枚を来月から放出すると表明しています。

新潟放送

Share.