今年も全国ではすでにクマによる被害も確認される中、山梨県富士河口湖町の企業が、持ち運びができる最新のクマよけ装置を開発しました。
【写真を見る】新開発「ポータブルくまドン」 評判のクマよけ装置が“携帯型”に 6月下旬に販売予定 山梨
富士河口湖町のT.M.WORKSが開発した最新のクマよけ装置「PORTABLEくまドン」は、クマが嫌う10kHzの高い周波数と、クマが喧嘩をする時の唸り声に似た100Hzの低い周波数の音を同時に流す仕組みです。
それぞれの音を出す商品は開発済みでしたが、2つの音を同時に流し、これを持ち運びができるサイズに小型化することに成功しました。
T.M.WORKS 轟秀明社長
「山に入る人や作業する人が、クマに遭遇するケースは非常に多くなっている。携帯型として、持って山に入ってもらいたい」
音が届く範囲はおよそ50~60m先までで、T.M.WORKSはクマの追い払いを完全に保証する装置ではないが、出合頭のクマをひるませ、クマスプレーなどを噴射するまでの時間的な余裕を稼ぐことができるとしています。
T.M.WORKS 轟秀明社長
「クマに気が付いて、クマスプレーを吹くまでに大体3~5秒かかる。その時間を稼ぐために、この機械で音を出してクマに躊躇してもらう」
ポータブルくまドンの販売は6月下旬の予定で、すでに自治体や鉄道の保守を行う企業から、問い合わせが寄せられているということです。
