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【写真を見る】山肌に連なる炎… 消火活動続くも鎮火めど立たず

■住宅街に迫る火… 岩手・山林火災 鎮火のめど立たず

山のあちこちから立ちこめる煙。山肌が赤く燃えている様子も確認できます。

22日、岩手県大槌町で発生した山林火災は依然、鎮火のめどがたっていません。町内では23日も不安な夜が続いています。

――どんなことが心配?

女性
「いつ鎮火するんだろうな。家がなくなったときが怖い」

この女性はこれから、県内の別の自治体に住む親戚の家に避難するのだと言います。

火災が起きているのは、小鎚地区と吉里吉里地区、約10㎞離れた町内の2つの地区です。

町内は23日も消防車が行き交い、緊迫した雰囲気に包まれ、火の手は、住民の足となる三陸鉄道の線路脇にも迫っていました。

上空からはヘリコプターによる消火活動が続き、地上では地元の消防団員らが山に向け放水を続けていました。

林の中では、枯れ木に燃え広がった火を消防団員が鍬を使って消火する様子も確認できます。

それでも火は延焼を続け、吉里吉里地区とその周辺の焼失面積は178ヘクタールとなりました。(23日午後5時時点)

■「丸焼けで何もない…」民家に被害が出た地区も

23ヘクタールが焼失した小鎚地区では、これまでに民家1棟を含む7棟の建物に被害が出ています。

―― ものすごい煙が立っていますが、昨日(22日)と比べてどうですか?

農家 藤原市之助さん
「昨日よりすごいです」

この地区で農業を営む藤原さん(78)。鎮火の見通しが立たない状況に、不安は募る一方です。

藤原さん
「今の状態だと広がっていく一方ですから」

藤原さんは農家の組合仲間をビニールハウスに集め、被災した仲間への支援を協議しました。

藤原さん
「一緒に仕事をしている仲間ですから、何か助けになればと相談していた」