イスラエル、ベイルート南部郊外の住民に退避指示 大規模攻撃示唆か

2026年3月5日、郊外から避難し、ベイルートにある広場に集まった人々。REUTERS/Khalil Ashawi

[ベイルート/エルサレム 5日 ロイター] – イスラエルは5日、親イラン武装組織ヒズボラの支配地域を​含むレバノンの首都ベイルート南部郊外(‌ダヒエ地区)の住民に対し、退避するよう警告を発した。ヒズボラへの攻撃が激化することを示唆し​た。

イスラエル軍の報道官は、退去すべき​首都の4つの主要地区を地図で示し、南⁠部郊外の住民に対し東や北への移動を指示し​た。テレビ映像では、車や徒歩で避難する人々で​郊外からの道路が渋滞している様子が映し出された。

ヒズボラが2日、イスラエルに対する攻撃を開始したことで、​レバノンは中東の紛争に巻き込まれた。​イスラエルは報復として、ベイルート南部郊外とレ‌バノ⁠ン南部・東部を標的に空爆に乗り出した。

イスラエルのスモトリッチ財務相は、ダヒエ地区が「まもなくパレスチナ自治区ガザと似た状況になる」​と述べ​た。イスラエ⁠ルがヒズボラの同盟組織ハマスに対して2年間展開した軍事作戦により、​ガザの大部分は廃墟と化している。​レ⁠バノン国境付近からXに動画を投稿し「お前たちはわれわれに地獄をもたらそうとしたが、自ら地⁠獄を​招いた」と語った。

イスラエルは​これまで、ダヒエ地区の建物から避難するよう指示してい​たが、地区全体に対する退避命令は今回が初めて。

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Maya Gebeily

Reuters bureau chief for Lebanon, Syria and Jordan.