【写真を見る】化学メーカー工場の地下水から指針値2000倍近くのPFAS検出 石川県白山市が周辺住民に井戸水の飲用中止呼びかけ

市は周辺の住民に井戸水を飲まないよう呼びかけています。

白山市・田村敏和市長「自己井戸だけを利用されている人は水質検査の結果が出るまでの間、市で飲用水を準備する」

■「PFAS」永遠の化学物質と呼ばれ、国の指針値の2000倍近くを検出

PFOSやPFOAといった有機フッ素化合物の総称で、国内で明確な健康被害は確認されていませんが、発がん性が指摘されるなど懸念が高まっています。白山市湊町にあるDIC北陸工場で、敷地内の浅い地層を流れる地下水から、1リットルあたり9万9600ナノグラムのPFOSとPFOAが確認されました。

環境省が定める指針値の2000倍近くに上ります。

■白山市長「2000倍というとてつもなく大きな値、上水道も再度確認」

白山市役所・田村敏和市長「今回2000倍というとてつもなく大きな値ですので周辺住民に非常に不安を与える。上水道の水道は安全を確認しているが再度今もう一度確認をさせていただいている」

DIC北陸工場では2003年までPFOSを原料とする製品を製造、PFOAはその副産物として発生していた可能性があるということです。

渡邉百音フィールドキャスター「こちらの工場の敷地、私のすぐ後ろにある検査用の井戸から高濃度のPFASが検出されました。これを受け工場から500メートル範囲の住民に井戸水の飲用を控えるよう通達されました。住民からも驚きの声が聞かれます」

■住民「自分で調べようがない」「飲みたくない」

白山市は周辺住民に対し水質検査が終わるまでは、井戸水を飲まないよう呼びかけています。

住民「まさかと思った。不安が第一なんじゃないか。全国版のテレビでもどこかの県でよくそういうの聞いて実際自分の体にどれだけそういう物質が含まれているか自分らで調べようがないから」「そうなんや今初めて聞きました。店の人もけっこう融雪に井戸水使ったり飲用の人もたぶんいる。(井戸水が)出るのであれば引いている人がいっぱいいると思うけど怖い。嫌や、飲みたくないと思う」

北陸放送

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