中ロ貿易、25年は5年ぶり減少 輸出入とも前年割れ

ロシア極東スボボドニー郊外にあるガスプロム施設で2019年11月撮影。REUTERS/Maxim Shemetov

[北京 14日 ロイター] – 2025年の中国の対ロシア貿易は5年ぶりに前年を下回った。ロシアで中国製自動車の需要が減退したことや、ロシア産原油の輸入額減少が背景。

中国税関総署が14日発表した統計によると、25年の中ロ貿易額は人民元建てで1兆6300億元(2340億ドル)で、過去最高だった24年の1兆7400億元から6.5%減少した。前年割れはコロナ禍の20年以来。

ロシア向け輸出は9.9%減少、ロシアからの輸入は3.4%減少した。

ドル建ての貿易額は前年比6.9%減の2281億ドル。

昨年12月は、対ロ輸出が2.2%増と、9カ月ぶりに増加に転じた。輸入は17.1%増だった。

統計の詳細は後日発表される。

1─11月のデータによると、ロシアからの原油輸入額は、価格下落を背景に前年比19.6%減の3285億元だった。

一方、中国乗用車協会によると、1─11月のロシアへの自動車輸出台数は前年比46%減だった。

ロシアは中ロ貿易の減速を覆そうとしている。昨年9月にプーチン大統領が北京を訪問した際、エネルギー、航空宇宙、人工知能(AI)、農業など20以上の協力協定に署名した。

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