前大統領に懲役10年求刑、非常戒厳後の捜査妨害など 韓国特別検察

裁判所に到着した尹前大統領、7月撮影 REUTERS/Kim Hong-Ji/Pool

[ソウル 26日 ロイター] – 韓国の特別検察官は26日、「非常戒厳」宣言の失敗後、自身の逮捕を妨害しようとした罪などに問われている尹錫悦・前大統領に対し懲役10年を求刑した。

検察側は、尹被告が今年1月、自身を逮捕しようとした捜査員に対し、公邸に立てこもって執行を阻止しようとしたと主張。被告が問われている複数の罪のうち、特別検察官が懲役刑を求刑したのは今回が初めて。

検察官は「憲法を守り、法治主義を維持すべき立場にあった被告人は、権力を乱用し国民に傷を負わせた。国民への謝罪や反省の意を示さず、代わりに側近に責任を転嫁しようとした」と批判した。

報道によると、ソウル中央地裁は来年1月16日に判決を言い渡す。

尹被告は、内乱罪でも別途起訴されており、有罪となれば無期懲役や死刑が言い渡される可能性がある。

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