12月17日夕方、静岡県三島市を飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが、地上から緑色のレーザーの照射を受けました。16日夜にも同様の事案が発生していて、自衛隊機に対するレーザー照射は2日連続です。

【写真を見る】2日連続で”緑色のレーザー”照射 静岡県上空の陸自ヘリ被害 ほぼ同じ場所からか 元航空自衛隊パイロットが危険性指摘

<中井秀カメラマン>
「伊豆縦貫自動車道の三島加茂IC付近です。自衛隊機へのレーザー照射ですが、この付近から放たれたと思われます」

12月17日午後6時50分頃、三島市上空を飛行していた東京都立川市の陸上自衛隊東部方面航空隊所属のヘリコプターUH-1Jの1機が約1分間にわたり緑色のレーザーを照射されました。

陸上自衛隊によりますと、ヘリコプターは浜松飛行場で離着陸訓練を終えて立川駐屯地に帰る途中で、機長や副操縦士など合わせて3人が乗っていましたが、けがはなく、機体の損傷もないということです。

自衛隊機への緑色のレーザー照射は16日夜にも確認されていて、2日連続。同様の事案は過去にも発生しています。

■過去に取材ヘリに向けて放たれたレーザー照射

<JNN取材記者>
「走行中の車からレーザーが照射されました。緑色のレーザーがヘリに向けて照射されました」

2025年1月、JNNの取材ヘリコプターが愛知県内の上空を飛行中、搭載するカメラでとらえた映像です。この時レーザー光線は、機体の動きを追うようにして照射されました。

県内でも発生した危険な行為。

<伊部桜輔記者>
「レーザーはこのあたりから照射されたということですが、比較的高台にあって、空は開けています。閑静な住宅街といった印象です」

2日連続のレーザー照射はほぼ同じ場所から放たれたとみられています。

■元航空自衛隊のパイロットが語る「危険性」

元航空自衛隊のパイロットは、レーザー照射の危険性をこう指摘します。

<元航空自衛隊パイロット 野中健太郎さん>
「下がクリアになっていて、下が見えるようになっています。飛んでいる時にレーザーを当てられると、ここを貫通して中に光が入ってくる。危ない。直接パイロットに当たるので、実際パイロットが操縦している中で目は非常に大事なので、そこに影響を及ぼすということを知ってもらって。無駄に不安に感じるというよりも、支障が起きるということをニュースを見て思ってもらえれば」

警察は威力業務妨害や航空法違反の疑いがあるとみて調べを進める方針です。

静岡放送

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