シリーズ「年末回顧」。土佐の真夏の祭典・第72回よさこい祭りは今年も熱い4日間となりました。新たな試みや能登の踊り子たちの思いなど今年の夏を振り返ります。
高知の真夏の祭典よさこい祭り。72回目の今年は188チーム・約1万8000人の踊り子たちが熱い踊りを披露しました。
演舞場から今年、競演場になりステージが設けられた高知駅前競演場。競演場として初めての演舞は「杉の子3園ちびっこ隊」がつとめました。会場は、駅前という立地もあって多くの観光客が詰めかけ、よさこいを堪能していました。
初出場は13チーム。「にんにん日高」は日高村の村政70周年を記念して結成されました。
踊り子の平均年齢は9歳。それでも大人顔負けのダンスを披露する「VIANよさこいチーム」も初出場です。
石川県から初出場の「夢幻」去年の能登半島地震を乗り越え、感謝の踊りを披露しました。
また、今年は初めて熱中症対策として競演場・演舞場に休憩所を設置しました。10日の万々競演場の休憩所には休んでいる人の姿はありません。この日は気温が30度近くまで上がったものの、熱中症の疑いがある人が運ばれてくることはなかったということです。
その理由は、雨。
時折大粒の雨が降りましたが踊り子たちは笑顔で踊り続けていました。
はりまや橋競演場では、高知ユナイテッドSCの選手たちが審査員として初めて参加。クラブのエンブレムが入った特製メダルを踊り子に届けました。
追手筋本部競演場では、制服姿の警察官がよさこい鳴子踊りを披露。高知県警の参加は51年ぶりです。踊りの後にはこんなサプライズが!
機動隊が、乱入してきた観客を取り押さえるという市民の安全を守る県警ならではのパフォーマンスでした。
追手筋本部競演場に登場した認定こども園くるみ幼稚園チーム。今回新しくした地方車は高知工業高校の建築科の3年生が幼稚園からの依頼を受けて制作を担当しました。
2024年9月からデザインの作成に取り組み、本祭2日前から地方車を組み上げていきます。
そして本祭当日、園児たちが喜ぶ可愛いデコレーションを加えた新しい地方車のお披露目です。
地方車を制作した高校生たちも一緒に踊りに参加。園児たちとの絆を感じながら笑顔いっぱいで踊りきり、祭りを楽しんでいました。
また今年、2025年も有名人が祭りに花を添えました。
前夜祭に登場したのはよさこい宣伝部長・南海キャンディーズの山里亮太さん。総踊りに加わって祭りを盛り上げました。
そして本祭では、三山ひろしさんが高知市役所チームと一緒に正調よさこいで会場を盛り上げました。
追手筋では「高知家の姉さん」こと島崎和歌子さんが登場。パリオリンピックレスリング金メダリストの清岡幸大郎選手も観客に手を振って応えていました。
また、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がくろしおくんとともに前夜祭、追手筋に登場。万博会場で行われる「WORLD YOSAKOI DAY」をPRしました。
そして、今年のよさこい大賞・「ほにや」は2018年の65回以来のよさこい大賞で、今回で10回目の受賞です。
『歌舞いて候』をテーマに競演場・演舞場で観客を魅了しました。
1万8000人の笑顔が弾けた今年のよさこい祭り。熱く高知の街を盛り上げました。
