
サウジアラビアのムハンマド皇太子(左)とジョンソン下院議長。11月19日、ワシントンで撮影。REUTERS/Tom Brenner
[ワシントン 19日 ロイター] – 米国を訪問中のサウジアラビアのムハンマド皇太子が19日、ワシントンの連邦議会で議員らと会談した。今回の訪米は、人権侵害を巡る批判をかわしつつ、両国間の強固な経済・安全保障関係を誇示することを目指している。
米当局はサウジ出身で米紙ワシントン・ポストのジャマル・カショギ記者が2018年に殺害された事件について、ムハンマド皇太子が殺害を承認したと結論付けている。しかし、トランプ米大統領は前日、記者団に対し、事件を巡って皇太子を擁護する発言をしていた。
ただ、議会での会談は他の海外指導者との会合より控えめなもので、ジョンソン下院議長主催のレセプションには共和党のほか民主党の議員らも参加。会合は事前に公表されず、議長の事務所もコメントに応じなかった。
1時間の会合を終えたブライアン・マスト下院外交委員長は、サウジの将来、イスラエルとガザ、技術移転、中国のスパイ活動を阻止する取り組みなどさまざまな議題を取り上げたと語った。
19日にはホワイトハウスで晩餐会も開かれ、ジョンソン下院議長、上下両院の外交委員会トップら共和党議員が出席。また、記者殺害事件を巡り皇太子をかつて強く非難したルビオ国務長官も姿を見せた。
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