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2025.11.10 15:12
塚本直樹
米Blue Origin(ブルーオリジン)は米国時間11月9日、「New Glenn」(ニューグレン)ロケットの打ち上げを延期した。
New Glennは米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「ESCAPADE」を打ち上げる予定だった。しかしミッションは、悪天候により延期された。
「本日の『NG-2』の打ち上げは天候、具体的には積雲ルール(Cumulus Cloud Rule)により中止となった」と、Blue Originの広報担当者は述べた。「我々は予報される天候にもとづき、次の打ち上げ機会を検討している」
米連邦航空局(FAA)は日中のすべての商業打ち上げを無期限に停止すると11月6日に発表した(米連邦政府機関の閉鎖が影響している)。これによりNew Glennの再打ち上げでは、FAAの例外措置を必要としている。
米メディアSpace.comによると、「我々はFAAのパートナー、そしてNASAチームの両方と非常に緊密に連携している。現地の空域に関する期待や安全要件を尊重しつつ、ミッションの目標を達成する」と、Blue OriginのNew Glennミッション管理担当バイスプレジデントであるLaura Maginnis氏は11月8日に開かれた記者会見で説明している。
ESCAPADEはNASAにとって5年ぶりの火星ミッションであり、2024年10月から打ち上げが遅延していた。2機の探査機はRocket Lab(ロケット・ラボ)によって製造され、太陽風や宇宙天気と火星大気の関係を研究するために設計されている。
Blue Originの公式X(旧Twitter)アカウントは、米東部時間11月9日午後7時5分(日本時間11月10日午前9時分)に新しい打ち上げ日時を明かした。打ち上げ日時は、米東部時間11月12日午後2時50分(日本時間11月13日午前4時50分)となっている。

関連情報
Blue Origin公式Xアカウント投稿
FAA発表
NG-2ミッション概要
Space.com
