会員制大型スーパー「コストコ」が山梨県南アルプス市に出店して、11日で半年を迎えます。
依然として好調な客足を背景に、市は周辺の開発へ動きを加速しています。


出店から11日で半年となるコストコ南アルプス倉庫店です。
10日午前、店内を訪ねると、平日にも関わらず、大勢の買い物客でにぎわっていました。

南アルプス市民
「週2回くらい、だいたい来てます。野菜や果物が好きだから、それを主にしちゃいますね」
長野県から来た人
「群馬県のコストコには1回だけ行ったことがあるが、こちらのほうが交通の便がいいので、今回3回目です」
担当者によりますと、半年が経った今も客足は好調で、他県の店舗に比べて、夕方から夜の時間帯に来店が多いのが特徴だといいます。
一方、想定を上回る来店者に、課題となっているのが人手不足で、繁忙期の年末に向け、求人を増やす構えです。

佐藤萌花 記者
「コストコの集客が好調な中、南アルプス市はコストコの前のこちらの農地に、商業施設を開発したいとしています」
南アルプス市が開発に着手するのは、南アルプスインターチェンジの周辺の約3.3ヘクタールで、地域交流エリア「fumotto(フモット)」よりも広いエリアです。

現在、モモ畑が広がる農地を買収して造成し、商業施設や体験・滞在型施設の開業を想定しています。
南アルプス市 金丸一元市長
「夏休みを越えてかなり減ってくるという印象はあったが、集客が落ちていない。この影響が市内全体や県内全体に、波及していくことを期待している」

市は年内に進出する企業の募集案内を公表し、2028年度の開業を目指します。
また、金丸市長は山梨放送の取材に、開発エリアをさらに拡大する考えを明らかにしました。
南アルプス市 金丸一元市長
「(中央エリアの)さらにその東西に、約50ヘクタールくらいの農地があるが、地権者の皆さんが「できたらそういった開発に使ってくれないか」という意見が大半のようで、市としてもその方向で考えていこうということで進めているところです」
コストコの出店を契機に加速する周辺開発。
今後の行方が注目されます。

