学生が選ぶ 秋の一冊 富山国際大 紀伊国屋書店でフェア

本とポップを並べる学生=富山市の紀伊国屋書店富山店で

 富山市の富山国際大の学生や教員が選んだ本41冊を並べたフェアが4日、同市総曲輪の大和にある紀伊国屋書店富山店で始まった。1カ月ほど展開する。

 インターネット文化の広がりで読書離れが進む中、秋の夜長に本に触れる機会をつくりたいと、富山国際大の現代社会学部の一井崇准教授が店に提案して実現。学長をはじめ、教員や読書サークル「つんどく」の学生らの選書が、おすすめポイントを書いた販促ポップとともに置かれている。

 現代社会学部3年の東條怜(れん)さん(21)は、アガサ・クリスティの名著「春にして君を離れ」など4冊を選出。特におすすめは伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」で「題材はミステリーサスペンスだが、家族愛について書かれている。同世代の学生に読んでほしい」と話した。

 一井准教授は「学生、研究者目線で選んだ本を手に取る機会はなかなかない。普段選ばない本に興味を持ってもらい、新たな読書の可能性を広げられればうれしい」と来店を呼びかけている。(鍵谷朱里)

Share.