徳島市議が、市の職員に不当な働きかけをしたとする公文書を開示請求したところ、大部分が黒塗りだったことから、黒塗り部分の公開を求めた控訴審判決で、高松高裁は9月25日、一審判決を取り消し、市に公開を命じました。

この裁判は2017年12月、徳島市議が市の職員に対し不当な働きかけをしたとする公文書を、徳島市議会の山本武生議員が開示請求したところ、大部分が黒塗りだったため、市に黒塗り部分の公開を求めたものです。

市の条例では、議員を含む公務員の職務が公開の対象となっていますが、一審判決で徳島地裁は「働きかけは、議員の職務とは言えない」として訴えを退けたため、山本市議が控訴していました。

25日の控訴審判決で、高松高裁の森實将人裁判長は、「働きかけは議員の立場を前提に行われた」などとして、一審判決を破棄、徳島市に黒塗り部分の全面公開を命じました。

判決を受け徳島市は「判決文を精査し対応を検討する」としています。

Share.