2025年9月17日 8:00

北朝鮮労働者が激白!過酷すぎる労働の実態
2025年8月、北朝鮮はロシアによるウクライナ侵攻に派遣されていた、北朝鮮兵士たちの表彰式典を開催したと明らかにし、その映像を公開しました。北朝鮮とロシアの連携が強化される中、ある疑惑も…。それは、ロシアでの“北朝鮮労働者の受け入れ”です。その過酷な労働実態とは?『コリア・レポート』編集長・辺真一氏の解説です。
■金総書記が兵士に熱い抱擁も…初の国家表彰式
8月22日、『朝鮮中央テレビ』が、ロシアに派遣されていた北朝鮮兵士を表彰する式典が行われたと報道しました。式典の中で金正恩総書記は、兵士に表彰のバッジを付与し、熱い抱擁を交わしていました。そのあとの公演では、ロシア現地で活動する兵士の様子が断続的に約30分公開されました。また、戦死者の棺が首都・平壌(ピョンヤン)に戻った際に、金総書記が迎える様子も公開。金総書記は、「世界が注目する戦場で、北朝鮮軍の威力を証明した」と発言しています。
Q.これらの映像の公開の意図は、どういうところにあるのでしょうか?
(『コリア・レポート』編集長・辺真一氏)
「これまで、北朝鮮はベトナム戦争、第4次中東戦争と派兵していますが、数は2桁ほどです。今回は報道によると、1万5000人で万単位を派兵しています。それもウクライナの戦場で、ロシアのために戦って命を落としています。すなわち戦死者たちというのは、“祖国防衛”という大義名分ではなく、あくまでロシアとの包括的・戦略的パートナーシップ協定に基づいて派兵され、そこで亡くなったんです。それに対して、複雑な思いを持っている軍人も国民も多いと思います。そういう意味では、戦死者に英雄の称号などを与えることによって、恐らく遺族にはそれなりの手当が保障されると思います。そうすることで、国民の団結、さらにはその軍人の士気を高めるという狙いが見え隠れしていると思います」
■北朝鮮労働者がロシアで“出稼ぎ”?
国連は、北朝鮮労働者の雇用を禁止していますが、『BBC』は、韓国情報当局の情報として、2024年にロシアに派遣された北朝鮮労働者は1万人でしたが、2025年は5万人以上に増える見込みだと報じています。
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